折り紙とパズルと多面体のページ

北陸先端科学技術大学院大学上原隆平が最近凝っている

関連のページです. イベント覚え書きブログもどき上原の関連する結果へのリンク集その他のリンク集です.

イベント覚え書き

出張その他で,うまくタイミングが会えば行きたいなぁと思っているイベント類や場所のメモです. 行けるかどうかは運次第 :-)

期間限定タイプ
期間はあまり関係ないところ
沖縄草玩具館:沖縄!
旭川ぱずるミュージアム:これは行ってみたいなぁ.
日本玩具博物館:玩具の収蔵品が9万点ほどあるとか.

エセブログ

本人の備忘録に近いメモ書きです.基本的には上に行くほど新しいです.

2024/03/25 展開図パズル
先日買った「8年生」の広告を見て知った展開図パズル. ポリキューブの展開図に特化したパズルなので,研究が捗りそうです. いままで存在に気づいていなかったのが不覚!
2024/03/18-20 金沢でWALCOM 2024主催
金沢でアルゴリズムの国際会議を主催しました.以下パズルっぽい,あるいは折り紙っぽいものの覚書.
2024/03/ 東京弾丸出張
もろもろあって一瞬東京出張.スキマ時間で以下を入手.
2024/02/17-03/03 2週間世界一周
2週間で東京・ドイツ・アトランタ・ボストンと回る出張.貧乏性なので,ついつなげてしまいます.以下覚書き.
2024/01/03-01/06 Joint Mathematics Meeting 2024 at San Francisco
上記の会議JMM 2024に参加・発表するため,新年早々の1月2日からサンフランシスコに渡米. Erik Demaine氏が提案して採択された Serious Recreational Mathematicsというセッションに参加するためですが, 特にDon Knuth氏とErnő Rubik氏を引っ張り出すところがさすがです. 私の発表は以下のものです: Shape Logicとか polypolyominoとか呼ばれているパズルや問題を扱った内容です. 評判は悪くなかったと思います.

1月1日の夜から強い地震が続き,1月2日には羽田空港で飛行機事故,と,かなり際どいタイミングでしたが, いくつかの偶然がうまく重なって1月2日に金沢からサンフランシスコになんとか移動できました. 1月2日は時差ボケ防止のため,サンフランシスコをあちこち歩いて回っていました. いろいろと検索したら,海辺のPier 39というおしゃれなエリアにSolve It!と いうパズルショップを見つけました.日本とはやっぱりちょっと違った品揃えで興味深いです.以下の2つを購入:

JMMはかなり大きな会議で, 数千人規模(1万人以上?)の参加者があり,いろいろなイベントや出店もありました.IPPやG4Gの参加者も多く,いろいろと買ったりいただいたり... 以下覚書です.

あとはパズルの試作品など.今回は特に,Don Knuth氏と初めてじっくりと研究の話ができて,感激しました. 議論のときのメモにサインをもらってきたので,家宝にしよう...本人に「次は小切手をもらいます」と宣言してしまった.精進せねば.
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上原の関連する結果へのリンク集

以下,上原が折り紙,パズル,多面体に関しておこなった研究のごく簡単な解説とリンクです. アカデミックな業績とその他と分けてあります. ただしアカデミックかどうかは主観によるかもしれません.

上原のアカデミックな結果へのリンク集

ガードナーの予期せぬ絞首刑 ガードナーの新・数学娯楽 ガードナーの数学娯楽 ガードナーの数学パズル・ゲーム 書籍:『完全版マーティン・ガードナー数学ゲーム全集』
マーティン・ガードナーの数学ゲーム全集の翻訳です. プロジェクトとしては全15巻シリーズになる予定で,原著は4巻まで出ています. 日本語版は1,2巻は2015年,3巻は2016年,4巻は2017年に出ました.
Origami^6 I Origami^6 II 書籍編集『ORIGAMI6
折り紙のサイエンスに関する国際会議 6OSME(The 6th International Meeting on Origami in Science, Mathematics and Education)の会議録(論文集)です.私の書いた論文も載ってます. アメリカ数学会(AMS)から出ています.
Cover 書籍:『はじめてのアルゴリズム』
書き下ろしです.近代科学社の『はじめての〜』シリーズの一つです. サポートページもあります. アルゴリズムを理解するためのパズルとして,ハノイの塔,エイト・クイーン,ナイトの巡回問題などを取り上げました. あとは細かい小ネタにパズルっぽい話がちらほらとあります.
Cover 書籍:『折り紙のすうり』
原著は``How to Fold It: The Mathematics of Linkages, Origami, and Polyhedra''という本で, 著者はJoseph O'Rourkeです. 原著のサポートページ邦訳のサポートページがあります.
Cover 書籍:『ゲームとパズルの計算量』
原著は"Games, Puzzles, & Computation"という本で, 著者はRobert A. HearnErik D. Demaineです. 原著のサポートページ邦訳のサポートページがあります.
Cover 書籍:『幾何的な折りアルゴリズム』
原著は``Geometric Folding Algorithms: Linkages, Origami, Polyhedra''という本で, 著者はErik D. DemaineJoseph O'Rourkeです. 原著のサポートページ邦訳のサポートページがあります.
じゃばら折りの複雑さに関する研究
じゃばら折りや,その一般化パターンを効率よく折ることについての研究をしています.
複数の箱を作ることができる展開図
以下の各種のページを御覧下さい.
飛び出す絵本のNP完全性
以下の本に掲載されてるのが一番詳しいです.
浮き出し迷路の生成アルゴリズム
浮き出し迷路(答を塗りつぶすと絵になる迷路)を自動的に生成するアルゴリズムに関する研究です. 東工大の岡本さんと私とで最初に発表した論文が で,論文そのものはここにあります. そのあと,いくつかの拡張が行われました. 岡本さんがここにまとめてくれています.
折り紙の決定不能問題
折り紙を「実数平面」と考えると,ちょっとおかしな定理が示せます. ほとんどの実数は「折れない」ため,折り紙の上のほとんどの点は「正確に折る」ことができません. その議論をさらに進めると,与えられた点を折れるかどうか,有限の時間内で判定できなくなります. こうした結果を以下で発表しました. この結果をどう受け止めたらいいのか,私もよくわかりません.
↓以下,そのうち書きます.↓
Voronoiゲームの複雑さ
一般化Hi-QのNP完全性
一般化KaboozleやシルエットパズルのNP完全性
一般化UNOの複雑さ

上原の非アカデミックな結果へのリンク集

折紙探偵団コンベンション折り図集Vol.15
私がデザインした「目玉」が掲載されています.
『北陸おりがみコンベンション折図集Vol.5』
私がデザインした「市松サイコロ」が掲載されています. 講習会で取り上げた「十字架」や「組めるパターン/組めないパターン」もおりを見てまとめてどこかに出したいです.
『北陸おりがみコンベンション折図集Vol.6』
石川在住のパズル作家,山本浩さんと コラボした作品「不思議な立体」が載っています. 1枚の紙に切れ目を入れて折るだけで,かなり面白い立体もどきが作れます.
幾何的な玩具類
展開図などの研究をするときに便利な玩具類を集めたページです.

かなり私的なリンク集(敬称略)

個人のブログなど
前川さん| 三谷さんブログ| 古田さん| 舘さん| 羽鳥さん| 北條さん| R. Langさん| R. Sabudaさん| GFALOP| 創造する玩具| 幾何学おもちゃの世界| ペーパークラフトと科学教育| Printable Paper|
会社や団体など
折り紙探偵団| Origami BBS| ポップアップカードデザイナー| グラフテック社Craft ROBO| AssistOn| かみの工作所| 美創印刷株式会社| ジャバラミュージアム| 竹尾| 東京紙器
折り紙の科学・数学・教育研究集会
第1回| 第2回| 第3回| 第4回| 第5回| 第6回| 第7回|

Last modified: Sun May 31 21:19:58 JST 2015
by Ryuhei Uehara (uehara@jaist.ac.jp)
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