本人の備忘録に近いメモ書きです.基本的には上に行くほど新しいです.
私がMITでさんざん世話になった
Erik D. Demaine氏と
Martin L. Demaine氏のガラス作品や折り紙作品は,
芸術性が高くて,MoMAを始め,いくつかミュージアムに所蔵されています.
最近彼らが凝っていた,ガラスの中に曲線折り紙をいれた作品の一つ.
なんと本人たちに記念にいただきました.
しかも,いくつかある中で私が一番気に入っていたもの.どうして私がこれを一番気に入っていたのを知っているのか,ナゾです.
JAISTに飾ろうかと思ったけど,上原家の家宝にします.どうしても見たい方は,いつか上原の自宅にどうぞ :-)
以前,ガードナーの本を読んでいたら,
A Bibliography Recreational Mathematics(William L. Shaaf)という4冊組の古い本が参照されていて,
なかなか興味深い本でした.Amazonで調べてみたら,
中古でバラで各10ドルくらいで売られていたので,10月末に注文しました.その後パラパラと届いていたのですが,,,
ついにVol.4だけ届かず.Amazonに
連絡して調べてもらったところ,台風Sandyの直撃のため,
ニューヨークで行方不明になったことが判明.なんてこった….
お金は払わずに済みましたが,なんとも残念.
その後ときどきAmazonを眺めていますが,
「Vol.4だけ」というのは,ずっと品切れのまま.いつか手に入るかなぁ….
だまし絵ビール:先日近所の酒屋に行ったら,だまし絵と思しきラベルのビールを発見.
これは名古屋のL氏へのお土産にしよう….
アメリカのこの手のビールは,ものすごく短期間でなくなってしまいます.
しかし以前ワシントンDCで見かけた「ウサギとアヒルのだまし絵ビール」は,2ヵ月後に再訪して見たら,もう一本もありませんでした.
このビールについてはWebページがあるので,
しばらくあるのかもしれません.
私はこういうのは,あまりがんばって集めるのは,やめました.こっち方面はL氏にまかせようっと.
味は,思いっきり黒ビール.
こちらもジグソーパズルの専門店.台北駅の地下街で偶然見つけました.こちらはスタンダードな
ジグソーパズルよりも,丸いのやら花瓶型のやら,3次元のものが多いように思います.
そこで売っていたSUDOKUという球体パズル.
バラバラにはなりません.12面体がベースで,
2枚ずつ6組がペアになってます.その2枚の中の10個の角に0〜9の数字を入れて,かつ
各5角形を取り巻く10個の数字にも0〜9の数字を入れろというもの.
難しいのかどうなのか,考えてみないとちとわからない….この店の前の店は,ファンシーショップなのに,
日本では見かけないものも含めていろいろな種類のルービックキューブ類が売っていました.値段はやや安め.
忠孝復興駅から北に5分くらい歩くと,微風広場というショッピングモールがあります.
この中の東急ハンズじゃなくてHANDS TAILUNGにあった,フルメタルのパズル的なものがグッと来ました.
1辺が2cmくらいのフルメタルの立方体をブロックみたいに組み立てる物だと思うのですが,詳細は今一つわからず.
とは言え,展示物の中に明らかに「ソーマキューブ」や「ジョイントを回転させて立方体を作るパズル」があったので,
パズルを作ることも可能な感じです.ただし大きくて重いので,そこは覚悟が必要ですね.
今回は,値段が高く感じたのと,持ち歩けないので断念.あとは日本に戻るだけという状況なら買ったかもしれないけれど.
中国語の「喜喜」という文字を二つに分けて合体すると定規になるという,メタルの定規.
カップルが一つずつ持つためのものみたいですが,なかなかおしゃれなデザイン.
台湾の空港の免税店で購入.Webページなどは見つからず.
今回はアメリカ西海岸から台湾までEVA AIRで飛びました.
機内食についていた小袋に「まれな優美の魚のマツ」との説明書きが….う〜む,マツって何だろう…?
一人で楽しむだけに留めるのは,あまりにももったいないくらいのヒットだったので,ここに載せておきます.
マツの正体を知りたい人はアメリカ西海岸と台湾を飛行機で往復して下さい.けっこうおいしいよ :-)
空港の中の騙し絵:ワシントンDCの国内線が着く方の便利な方の空港の中には,騙し絵がずらっと並んだエリアがあります.
ボストンからワシントンDCに行くといつもこのエリアを通るので楽しいです.
Kenneth Snelsonの建築Needle Tower:テンセグリティの一種です.
これはワシントンDCに来るたびに足を運んでしまう.今回は超晴天で,とても奇麗でした.
木工の巨大な多面体:
Ai WeiWeiの企画展の中の一つで,作品名は忘れました.どちらも直径1m以上はあろうかという大物で,
近くで見てもとても美しい仕上りでした.すばらしい.
MoMath:
ニューヨークにMuseum of Mathematics,つまり数学博物館がオープンしました.
名前はMoMath.
オープン初日に合わせられたので,JAISTのPuzzle Galleryの参考のため(?)に行ってみました.入館料は21ドル.
いろいろと興味深い展示がありました.地元の新聞の取材を受けましたが,載ったのかなぁ…?
個人的には博物館本体よりも,ミュージアムショップの方が好きかもしれません:-)
MakeBot:3次元プリンタのデモンストレーションと販売,それからさまざまなグッズを
販売するアンテナショップ的な店です.
Web上での記事を見かけて,とても気になっていたので
行ってみました.3次元プリンタは今後の世界を変えるキーデバイスになるんじゃないかなぁとつくづく思いました.
MoMa:私はMoMaの博物館本体よりも,ミュージアムショップの方が好きです.そこで見かけた超珍しいヨシモトキューブの3点フルセット.
新品っぽかったけど,一つしか展示してなかったので,1982年の製品の現物かと思われます.
すごーく欲しかったけど,さすがに350ドルは出せないので,泣く泣くあきらめました.
ちなみに今でも三つ目だけは単体で68ドルで売っていました.
ペンローズのタイリングの磁石.
MoMathで購入.
厚さ5mmくらいのアクリルの裏に磁石がついています.精度がすごく高いです.
1セットじゃちょっと寂しいので,2セット買いました.
Math EncountersというDVDがたくさん売られていたので,その中から4枚.
MoMathで購入.
Peter Winkler氏,Joseph O'Rourke氏,Erik Demaine氏はみんな面識があるし,
プレゼンテーションがうまいので,きっと楽しくてためになるんじゃないかと思っています.
Scott Kim氏は残念ながらまだ会ったことがないです.
ぜひ,そのうち会って,私の名前をカリグラフィしてもらいたいなぁ.
オイラーのコインセット:オイラーに縁のある記号などをコインにしたもの.
MoMathで購入.
0, -1, i, π,e, ∞の6種類.ロマンがあります :-)
Between the FoldsというDVD.
MoMathで購入.
以前NHKでこれの吹替版を放映したことがあり,それを録画したものは持っていたのですが,
先日Erikに見せてもらったときに,全体の時間が全然違うことに気付きました.
オリジナルの英語版は1時間程度あるのに対して,NHK版は40分弱に縮められています.
そこでオリジナル版も買いました.私は実は,このDVDに3回も映っています.
日本語版では,3回中の最後の所でナレーターが変なことを言っていて,それがずっとひっかかっていました.
でも英語版のナレーターは,ちゃんとしたことを言ってました.ひどいなぁ,NHK.
Polypuzzle:
MoMathで購入.
Polyとついていますが,ペーパークラフトのパズルです.
Polyは多面体(Polyhedron)から来ているものと思われます.いくつか売られていたのですが,
その中のトゲトゲの多面体.これを組み立てるのは,日本に帰るまでお預けだなぁ.
Frabjous:
MoMathで購入.
George Hartの作品.これを組み立てるのも,日本に帰るまでお預けだなぁ….
MakeBotで買った,ノギス付きボールペンと,多面体雪だるま.
日本の雪だるまは二つの玉ですが,アメリカやカナダでは,玉を三つ重ねて作ります.ナイスバディ.
MoMaで買った,眼鏡ケース.
畳むと完全にフラットになるけれど,開くとうまい具合に内側の色のついた部分が立ち上がって,三角柱のケースになります.
展開図が立体になるときに,なかなか魅力的な動きをするのと,できあがった三角柱がかなり丈夫なのがすばらしい.
by Roericht, Ulm/Victoria Etuis, Stuttgart/Germanyと書いてあるので,ドイツ製ですね.
タイのバンコクに到着.ボストン→ヒースロー→バンコクと日本の裏側を飛行しました.乗り換えは1回で楽だったけど,
飛行時間が長い!
空港から市内へは,とても奇麗な電車で快適に.移動は,電車が奇麗で安くて速いです.
氷点化のボストンから急に30度のバンコクになったので,最初は汗が出なかったけど,結局最後は汗だくだく.
時差ボケ対策になったかな?バンコクの一番の繁華街(=屋台通り)を抜ける途中で見かけたパズル屋さんは,
まぁこんなもんかなーという品揃えで,イマイチ食指が動かず.場所はSukhumvit Rd.という通りです.
駅で言えばAsok駅からNana駅の間くらい.5バーツコインのデザインにちょっとびっくり.
ぱっとみると,正多角形なんですが,よく見ると縁取りがあるので結局円形.なーんだと思ったけど,
内部の正多角形が正9角形なのにびっくり.後日タイ人の学生に聞いてみたら,
タイバーツに書かれているのが現在の9代目の国王なので,コインの形も正9角形になっているんじゃないかとのこと.
なるほど.ちなみに到着した12月5日は国王の誕生日で祝日だったそうです.
自分の発表は以下のもの.
会議の遠足に出て,そのまま夜中の飛行機で戻りました.写真は伝統的な寺院で見た狛犬.口に石の珠を咥えていて,
動くけど取れません.不可能物体です.たくさんいました.遠足の最後によったショッピングモールは,
まるで東京のお台場みたいなところでした.すごーく現代風でびっくり.そこで見かけた衝撃的なものを二つ,覚え書き.
珍しいペーパークラフトの専門店がありました.しかもフィギュアみたいなクラフトばかり,超大量に展示されていて,びっくり.
しかし著作権的に微妙なものがザクザクあって,結局買わず.法律的な問題もさることながら,超リアルな造型のため,
パーツが多くて作るのがめちゃくちゃ大変そうでした.特に「ハウルの動く城」のペーパークラフトは,紙が100枚くらいはあったと思う.
ありえないパーツ数.しかもそうした作品の現物をたくさん作って展示しているところも,よく考えてみると,すごすぎる.
プラスチックでできていて,広げると大きくなるボール.この手のものはたくさんあるんですが,
これは何だか見たことがない新型だったので,買いました.けど某O君に頼んで,日本に持ち帰ってもらったので,
今は写真だけ :-)
Daily Puzzle:
先日Martinと「何か論文になりそうだねぇ」と話していたパズルを入手.
万年カレンダーの一種ですが,かなり少ない枚数のプレートを重ねることで月と日を表しています.いくつか気になるポイントを書くと,
裏表同色なので,両面使えることが一つ.
数字の方は正方形なので,90度回転も許されることが一つ.月の方は,26文字は必要ではないことが一つ.
台が黒いため,プレートの黒い表示以外に,「全部穴」でも黒く見えることが一つ.
このあたりをどう捉えてモデル化すればいいのか,そこが腕の見せ所のような気がします.
ShapeOmetry:これは4月にカナダで買った
Top This!と同じパズルじゃないかと思われます.
Top This!は2008年にいくつかAwardを取っているので,
たぶん2008年発売で,ShapeOmetryの方は
2012年の9月発売ということなので,同じ会社から同じパズルが名前を変えて新発売という感じです.
問題が10問増えてますが,先日Top This!のページで
ボーナス問題が12問公開されているのを見つけたので,これを取り込んだものがShapeOmetryじゃないかなと予想しています.
さすがにそれを確認するためにShapeOmetryを
買うほどではないんですが…謎です.せっかくの良いパズルが(名前が地味なせいで?)売行きがイマイチだったので,
名前を変えて再挑戦というところなんでしょうか.
Eureka!の店の人にも聞いてみたけれど,
知らないとのことでした.
いずれにせよ,このパズルはとても良いパズルだと思います.もっと広く知られていいパズルだと思うんだけどな.
これはタングラムとも清少納言知恵の板とも違っていて,そもそも7枚じゃなくて,9枚あります.
自由に遊べるようになっているエリアに二つ置いてあったけれど,問題図が見当たらず,
これだけ置いてありました.う〜む,微妙だ.
Joel Cooper氏のGeminiという折り紙作品の現物が展示してありました.
もちろんこれを広げると1枚の四角い紙に戻ります.
近くに折り紙の折りかたを教えてくれるコンピュータのソフトがあって,ちょっとした折り紙コーナーに
なっているとはいえ,貴重なものがこんなところにひっそりと展示してあるとは思わなかったので,びっくりしました.
アップでしげしげと眺めると,やっぱりすごいなぁ…と思わされます.
しばらくぶりに来たら,IPPの交換品や,各種新種がかなり増えてました.でも今回はそのあたりはパス.
本を1冊とゲームを一つ.
本はIan Stewart氏のGame, Set, & Math.
新しい本ではないです.
ゲームはSixという二人ゲームを買いました.
正六角形の二色のピースを並べて,「勝ちパターン」を先に作った方が勝ち,という五目並べ的なゲームです.
正六角形のピースをたくさん欲しかったのですが,ゲームとしてもなかなか楽しくて,
息子とバシバシ遊びました.何度か負けました ;-)
こっちでも本を1冊とゲーム(?)を一つ.
三角形のカラフルな板が並んでいるだけの玩具は,
上記の正六角形のピースと同じく,研究用のピースとして買ったので,パズルじゃありません.
本はJohn Montroll氏の新刊Origami and Math.
これは私は買わないわけにはいかないなぁ….特に前半部分にあった「チェスボードの折り方」が個人的にはヒットでした.
サイズ1×1からサイズ8×8まで載ってます.「サイズ1×1のチェスボードって何だよ…」と思ったあなたは正解です :-)
今後のギャラリーの見学は,広報に問い合わせて事前に予約していただければ随時可能です.詳細は以下の通りです.
最近,新作が出たとのことで,ご本人から直接購入.
ジッパーだけで出来ているポーチや小物入れの専門店!しかもQuincy Market内に二件も!
そんなに流行っているのか?私も一つ持ってると店の人に言ったら驚かれた.
いかがわしい方のミュージアムショップで購入.
アルミ製のコイン型の秘密箱.直径4cmで厚みは3mmってところかな.こんなにデカいコインを持ってたらバレバレなんですが,
それを言っちゃあおしまいよ.パッケージその他,なんとなく江戸川乱歩の小品を思い出しました.
せっかくなので[2012/05/18-21]にビクトリアで購入したコインのジグソーパズルを入れてみました.
崩さずに運べて,ちょうどいいかも!コインはコインの中に隠せということで.
二つのまったく同型のピースでできた,赤/青の立方体.ケースにいれて飾っておくと,とてもきれい.
外すのはそれほど難しくないけれど,組むのは意外と苦労します.私は解法を記憶できなくて,
毎回しばらく苦悩しています.最近のお気に入り.
パズル作家として有名なOskar氏の作品.まだShapewaysでは売ってないみたいですが.
よーく見ると,六本組木と同じ構造が見えてきます.でもはずしたりはめたりするときのピースの動きに,意外と惑わされました.
これはShapewaysのページを見ていて発見したパズル.
ソーマ・キューブがなんと入れ子になっています.
目的は,大きいピースで立方体を作って,そこに小さいピースを押し込んで,
別の組み方で立方体を作れというもの.うまく作るとinterlock,つまりバラバラにならないようです.
これはなかなか興味深い.
Webページの写真を見て,赤と白のツートンカラーが魅力的だなぁと思って購入.
しかし届いたのを開けてみたら,中も外も白いピースだったので,かなーりがっかり.
Webページをよく確認すると,一番自然な流れでさくさく買うと,内外が単色になっちゃう仕掛けになってます.
注意して選ばないと,二色セットになりません.うーむ,こんなところに仕掛けがあるとは.
私のモノは両方とも白いせいもあって,パズルとして,かなり難しいです.
うーむ,色違いを買って,二色セットを二つにしようかどうしようか,思案中.
[追記] 作者の方と shapeways 経由でやりとりした結果,どうも私のミスじゃなかったみたいで,
先方から謝罪メッセージが….どうやら私が二色セットを買った一人目の客だったみたい….
新しい物を送ってもいいし,自分で染色する方法を教えてもいいとのことだったので,
せっかくの機会でもあり,面白そうなので,染色方法を教えてもらうことにしました.
George Miller氏と言えば,私にとっては「キュビガミ7」のデザイナーとして尊敬している人ですが,
今回は彼からパズルのトランプを買いました.トランプと言っても,裏が全部違うパズルの写真なので,
どちらかというと観賞用かな.むしろカードのケースの方が興味深いです.
硬い材質なのにちょっとだけ曲がって開け閉めできるところが面白い.
「今年は,このテクニックがあちこちで見られた」と某パズル作家さんが言ってましたが,
なかなか面白い加工テクニックだと思った次第.
Kenneth Snelsonの建築Needle Tower.テンセグリティの一種です.
ずっと以前に翻訳した本の中に出ていたのですが,その本物に会えました.これはうれしかった.
正六角柱をつないだ積木(?)これはちょっと珍しい.おりしも,この手のタイリングの問題についてMITで議論していたので,
すかさず購入.一つのピースが意外と大きくて,六角形の1辺の長さは2cm弱で,厚みは1.5cmくらいあります.
それはそれで扱いやすい大きさで個人的にはヒットでした.これで研究が進む!かな.
展開図マニアとしてはこういうのは心引かれます.女性用のポーチがマトリョーシカのように三つ入れ子になっています.
完全に開くと,どれも相似な長円形になります.デザインも作りもよくて,妻には評判がよろしかったです.
前から読むと「Magic book」で,ひっくり返して後ろから読むと「Paper Toys」という本.
いろいろなペーパークラフトが紹介してあって,なかなかポップできれいな本.
積み木インテリアギャラリーの
いたち丸さんは,木で多面体を作らせたらたぶん世界一の腕前の持ち主です.
いたち丸さんはそのノウハウなどをまとめた『多面体木工』という本を出されています.
これがなかなか面白くて,ときどき読み耽ってしまいます.このたび,その英語版が出ました.
私のところにもすぐに届くはずが途中で業者に紛失されて,再送してもらって,そうしたら後から最初のが追い付いて,などなど,
いろいろとトラブルがあって,結局たくさん手元に届きました.MITの人にあげたら好評です.
普段,いろいろと面倒をみてくれるMartin Demaineさんは,
知る人ぞ知るアーティスト&数学者.
Wikipediaを見ると,いろいろと詳しく載っています.
本人に言わせると半々だそうですが,私から見るとアーティスト成分の方がちょっと多いかな….
彼のガラス工芸はかなり素晴らしいです.いろいろあって,家族でガラス工芸を教えてもらうことにしました.
なんたる贅沢!今回は一回目.MITのガラス工房でまずはペーパーウェイト作り.
Martin Demaineさんのお手本と,
家族で作った3つを並べてみました.どれが誰の作かは内緒.でもこうして見ると,
やっぱりMartin Demaineさんのお手本は,すぐわかる.
さすがプロ.ガラス工芸は,一発勝負で失敗できないし,熱くて暑くて危ないし,操作の制約がすごくきつくて面白いです.
折り紙みたいに「アルゴリズム」を考えると面白いかもしれないなぁ.
普段,なにくれとなく世話をしてくれる,Martin Demaineさんと
パズルの話をしていたら,折り畳みパズルを一つ貸してくれました.
ヒンジの部分で折り畳んで,問題冊子のパターンを作るパズルです.
先日の Unhinged は正六角形だけど,これは直角三角形がベースになっています.
うむむ.私は正方形だけでもいろいろと論文を書いてますが,
この直角三角形ベースのパズルには,ぐっと来るなぁ.数理の匂いがかなりします.
MITにはCOOPが二つあるのですが,そのうちの小さい方で,変な定木を見つけたので購入.
変な文房具には目がないのです.レタリングの文字を書くときに使う道具のようですが,
なんだかマニアックな匂いがプンプンします.私は方眼紙や斜眼紙,
つまり正方格子や三角格子,はては六角格子のグラフ用紙まで,いろんな格子のノートを持っているんですが,
それでカバーできない図を描きたいときには役にたつかもしれません….
どんなときなのか,ちょっと想像できないけど….
Gobblet: 最近,パズル業界でちょっと話題になった二人ゲーム Gobblet.
いわゆるTic Tac Toe,つまり3目並べなのですが,
大きいピースを小さいピースにかぶせることができるという,斬新な拡張がされたゲームです.
オリジナルの木のゲームはちょっと高いなぁ…と思っていたのですが,
プラスチックの半額くらいのものが売っていたので,買っちゃいました.これは,かなり数理の匂いがします.
SpaceChips: これは多面体を簡単に作れるブロックの一種です.
薄いプラスチックの板でできていて,簡単に組み立てられます.
私は,この手の多面体を簡単に作れる教材に目がないので,購入.
多面体の研究をするには,やっぱり実物が簡単に作れないとなぁ….
Illusion Puzzle:バンクーバーで見つけたパズルと同じもの.あのときは自分用に一つしか買わなかったけれど,
普段御世話になっている某府のコレクターの方が欲しがっていたので,全部揃いでお土産用.
いずれ持参します….けど,いつになるかなぁ.
Tetraxis:
ニューヨークにMoMathこと
Museum of Mathematicsという,
非常に楽しそうなところがあります.George W. Hart というパズル作家(でいいのかな)という人が参画している博物館です.
まだWeb上のショップしかオープンしていないはずだけれど,そこのパズルの一つを見つけたので購入.
元はJohn and Jane Kostickという木工パズルがベースになっているそうです.
IQ Fit: Smart Games社という会社は,
ポータブルなパズルを最近いくつか出しています.私は一つも持ってなかったので,他人とかぶらなさそうなものを購入.
一見すると,普通のポリオミノ系のパズルに見えるけれど,よく見ると,一部のピースが3次元的に出っぱっています.
出っぱった部分を穴にいれて,2次元のパターンに詰め込むというところがポイントです.
ふむ.かなり数理の匂いがします.
Elefantenrunde: 象の詰め込みパズル.他には猫のものもあった.
珍しく(?),家族のリクエストに応えて購入.こういうアナログなパズルで,
すき間が多いものは難しいことが多いけれど,それほど難しくはなく,インテリアっぽくてよいです.
Heart 3x3x3: ルービックキューブと本質的には同じだけど,
お土産になるかと思って購入.某情報によると,この Heart 3x3x3 は,青と赤と黄色とピンクがあるらしいけれど,
この店には赤だけたくさんありました.お店の人も,他の色の存在は知らなかったそうで,
ちょっとびっくりしてました.
私はコレクターじゃないので,この手のパズルをコンプリートするつもりはないです.
どっちかというと「コレクターに,その人が持ってないパズルをあげる」ことと,
「他人に,その人が喜びそうなパズルを買わせる」ことの方が好きだなぁ.
L-981 Blume orange: ドイツ語の説明がついているので,恐らくドイツ製のパズル.
お店の人の説明によると,4枚の円板を重ねて,穴を全部ふさぐことが目的だそうです.なかなか難しいです.
わりと最近書いた,以下の論文の枠組みでそのまま議論することができて,このパズルの一般形はNP完全であることが示せます.
Geometric Origami Set: 折り紙と,教本のセット.各種多面体の単純なユニット折り紙.
折れる立体は,Tetrahedron, Cube, Octahedron, Dodecahedron, Icosahedron,
Isosecles module, Hexahedron, Truncated Cube,
Octahedron Skeleton, Pentagonal Prism, Flexagon
とあります.うっかりすると見落とすけど,最後にFlexagonが入っているのがマニア心をくすぐります.
多面体の研究をするときに,現物があると良さそう.
Omniball: 切抜き工作キットで作る,ユニット折り紙的なもの.折り紙でもないし,多面体でもないけれど,
まぁペーパークラフトでしょうか.3種類売っていたうちの1種類.
こういうのは,意外と好きだなぁ.あまり作る暇がないけれど.
だいたいこっちで作っちゃうと,持ち帰れないんだよなぁ….
G4G10でもらったペーパークラフト類も,どれも作らないまま… ;-)
Pendulum Man: これは知る人ぞ知る,カオス理論のインテリアです.それは,ちょっと言い過ぎだけど,
かなり予測不可能な動きをして楽しませてくれます.
ずっと以前にスイス某所でこれの超高級品を見たことがあって,それはとても手がでなかったけど,
こっちは比較にならないくらい安いので,つい購入.
Unhinged: ThinkFunのパズル.私の中では今日の最大ヒットがこれ.ヒンジの部分で折り畳んで,
問題冊子に載っているパターンを作るパズル.問題は合計40問.私が書いた折り紙関連の論文のいくつかと,
非常に近い発想で作られています.うーむ,これは論文のタネの匂いがする.
特に第3章で取り上げられているポップアップスピナーをリンケージの観点から取り上げた本は,本書が初めてです. そもそもポップアップスピナーを知らない方は,是非, 西原明氏が作っている 幾何学おもちゃの世界の中の 幾何学おもちゃの中の Popup Spinner というページを御覧下さい.感激します.自分でも作ってみると,かなり楽しめます.お薦めです. 著者のO'Rourkeさんが上原の所属する北陸先端科学技術大学院大学を訪問した際に, 私がこれを見せたら,えらく感激して,本書の題材に採用した次第です.
このポップアップスピナーを最初に考案した人を,私はずっと探しています. どうも1980年代に武蔵野美大の学生さんが考案したみたいなのですが,それ以上の詳細がわかりません. もし詳細を御存じの方がおられたら,是非,是非,御一報下さい.
日本から客人二人が陣中見舞いに来てくれました.せっかくなのでGranville Islandを散策.
Granville IslandのKnotty Toysという店は,
主に子供向けの木の玩具がいろいろとあって面白いのですが,その中でも楽しいものを二つ発見しました.
スターバックス1号店:私は世界中のスタバで内職している気がするので,敬意を表して1号店へ.
1号店だけの古いオリジナルロゴが目印です.店内は他のスタバとはだいぶ違って,年代を感じさせるカフェで,
わりと雰囲気のいい店です.古いロゴのグッズがあれば…と思ったけど,Tシャツしかなかった.
さすがにそこまでじゃないので,購入は見送りました.
スタバといえば最近気になっているのがこの写真のタイリング模様です.
スタバの紙袋や一部のカップに使われています.これがどうみてもパズルなんだなぁ〜(?).
しげしげと観察すると,正5角形はところどころにあるのですが,星型はありそうでありません.
どういうルールで作られたパターンなのか,気になるなぁー.
Pike Place Market:
スタバ1号店のすぐ前にPike Place Marketというマーケットが
あります.シアトル観光の一番人気だそうですが,パズルっぽい匂いもそこはかとなくただよっていて楽しいところです.
私が見た範囲では,地下にマジックショップ(マーチン・ガードナーのマジックの本が数冊ありました),
民芸品屋にときどき不可能物体(私が持ってないものはなかった…),
そして木工細工の店3D Wood Puzzles.
3D Wood Puzzlesには,
パズルやからくり箱がけっこう置いてありました.せっかくなので二つ購入.Star Warという方は,
「あれかなー」と予想していたものでだいたい当たりでしたが,ピースの形がちと違うせいで,難易度が少し上がっています.
見せかたの問題といえばその通りなのですが.
Golf Puzzleという方は,いかにもコンピュータ向き.この手のはいくつか持ってるけれど,
パターンがちょっと面白そうだったので購入.
でも説明書などを見ても,店主のオリジナルっていう感じではないなぁ.
コンピュータサイエンスの建物ICICS/CSの正面玄関の上には,2mくらいの大きなオブジェが飾られています.
これはよくみると,4面体の骨格を5個組み合わせた,相貫体のオブジェです.
聞くところによると,かつてある有名な予想があったのだけど,その予想に対する反例がこの物体で,
最初に気付いた人が当時ここにいたJack Snoeyink氏で,それを記念して作られたとか.
私はSnoeyink氏とは石川県の山奥の温泉で一緒に合宿していたことがありますが,
折り紙の得意な日本贔屓の人で,「私の名前を日本語にすると雪墨です」とか,
わけわからんことをいう,楽しい人です.
UBCの購買部をうろついていたら,Creative Whack Companyの
新作(?),Star-Ballを売っていたので購入.なんと半額でした :-)
このメーカーの製品は,私が知る限りでは Ball of Whacks,X-Ball, Y-Ballとあって,これで4種類目です.
日本ではBall of WhacksとX-Ballしか見たことがないけれど.
また海外ではBall of Whacksのカラフルバージョンも売っているけど,これも日本では見たことがないです.
Ball of Whacks, X-Ball, Y-Ballは,どれもパズルとしてはお話にならない感じですが,
このStar-Ballは,パズルとしてはちょっと難しいです.ピースが2種類あることはさておき,
磁石の極性をちゃんと合わせる必要があって,最後の1個がなかなか収まりません.
でもまぁ,どれもパズルというよりは,磁石の入った積木とか,多面体的なオブジェとして飾って楽しむのが正解だと思う.
みんなで食事に行くためにKitsilanoエリアを歩いていたら,楽しいマンホールを発見しました.
このパターンは,たぶんギリシャのクレタ島の謎の石版の絵を模したものだと思われます.
ギリシャのクレタ島で出土した,未だに解読できていない石版に刻まれた謎の絵文字.
一種の暗号解読ですね.う〜ん,ロマンがあふれます.
私は以前クレタ島に行ったとき,20cmくらいのミニチュアを買ってきて,日本の研究室に飾ってあります.
毎日眺めていれば,いつかある日,読めるようにならないとも限らない!
エセ不可能物体:雑貨屋で,4ドル弱のところセールで40%オフだったので,200円くらいかな?安過ぎる….
Pennypuzzler:
週末のBastion Squareには,露天商がいくつか出ていたのですが,その中の一つの店がすごくヒットでした.
自分でコインを加工してアクセサリーにして売っている女性なのですが,コインをなんとジグソーパズルにして売ってました.
私が自分の生年のコインパズルを探していたら,「その年のコインを探した方が早いわね」と言って,コインを見つけて,
その場で手ノコで切ってくれました.手ノコでフリーハンドで,こんなのをすぐに作ってしまうなんて,すごい.
私のことをチラッと見て,「特別にピース数を増やして難しくしてあげる」と言って,
他のよりもピース数が多いパズルにしてくれました.どうしてマニアだとバレちゃったんだろう.
Webページは持ってないけど,メールをくれれば各種注文には応じてくれるそうです.
1×1×3のルービックキューブ:…と見せかけて,実はペンです.
ただし1×1×3のルービックキューブをちゃんと揃えないとペンが抜けないようになってます.
これは楽しくて,しかもなんと実用的(?)なパズルです.
たぶんキュービストの白川さんはじめ,欲しがる人が他にもいるだろうと思って,お土産用にいくつか購入.
でも日本のパズル仲間に会えるのは1年後かなぁ…?いつになったら渡せることやら….
Rubik's Ballpenと書いてあって,正しいシールが貼ってあるので,どうやら純正品.
パズルORBO:球体に穴が12個空いていて,そのうちの11個には色のついたボールが中からはまっています.
一つだけ空いたところには,隣接する5箇所のボールのうちのどれか一つを移動することができます.
穴の縁の色とボールの色をマッチさせるパズルです.
ちょっと考えると,有名な15パズルの一変種であることがわかります.
でも球面上,つまり構造が完全に対称で,しかも隣接するボールが5個あるところが面白いです.
また,ボールの移動を実現するメカニズムは単純であるにも関わらず,
ボールを移動させるときのクリック感がなかなか心地よいです.
パズルとしては簡単だけど,アイデアと実現メカニズムは秀逸.
なお[2011/08/15-17]にMoMAのミュージアムショップで買ったObloというパズルも並べて売られていて,
なんとなく雰囲気が似ているので,デザイナーは同じなのかな,という感じがします.
デクステリティ・パズル&不可能物体:
アジアの雑貨屋さんでデクステリティ・パズル,つまり手先の器用さを問うパズルを発見して,すかさず購入.
私はデクステリティ・パズルにはそれほど興味はないのですが,このパズル,よく見ると不可能物体にもなっています.
土台の木は一枚の板から削り出しているにも関わらず,金属ボールはどこからも取れません.
さ〜て,ではどこから入れたのでしょう.
不可能物体マニア向けに補足しておくと,「不思議な5円」より「一球入魂」の方に近いです.
マニアックすぎるコメントですみません.
中国製のタバコ入れ:これは不可能物体とは言わないけど,以前から欲しいなぁ〜と思っていたもの.
中国だとたいてい実演していて,けっこういい値段を取るんだけど,
中国の1/3〜1/4くらいの値段で買えました.
お店の人に「これ,中国製だよね?」と聞いてみたら「ん〜,私には,よくわからないわ」と軽くかわされてしまった.
「中国製=安物」という意味にとられちゃったのかな?モノはとてもよくて,お買い得でした.
不可能物体:これは紛れもない本物(?)の不可能物体.
妻がアンティークの家具屋さんの天井からぶら下がっているのを見つけて教えてくれました.
私は下ばっかり見ていたから,たぶん一人なら気付かなかった….
店の人に聞いてみたら,第2次世界大戦中に,刑務所で服役中の人が作ったものだそうな.
なかなかの年代物.アマチュアの作品ではあるものの,かなり気合いが入った代物.
いろいろと迷った末に購入.ちょっと値引きしてもらいました.
MindGames:バンクーバーでついに見つけた,
パズルの品揃えが良いお店.Webで見るとそうでもなさそうだけど,Metrotownのモールの中の店は,
ハナヤマのキャストパズル・ThinkFunのパズル・サイエンストイなど,なかなかの品揃えで,だいぶ散財しました.
買ったもののリストと第一印象をまとめておきます.
クッキー型:メトロタウンの台所用品の専門店で,クッキー型がぎっちりとケースに入っているものを見かけて,とりあえず撮影.
ぎっちりかっちり詰め込み過ぎて,これってほとんど詰め込みパズルと化しているけど….
普通のカナディアンは,一度出したら二度としまえないんじゃなかろうか,,,と余計な心配をしてしまった.
ちょっと迷って,購入は見送る.
石のパズル(?):カナダにはChaptersという巨大な本屋さんがあります.北米の本屋さんには,本以外にも,
ボードゲームや,ちょっと気のきいた文房具っぽいものや読書グッズが売っていて,私の中では要チェック.
以前もメタルの正20面体が売っていたし.この手のグッズは入れ換えが激しくて,見たときに買わないと,
二度と入手できない場合が多いです.今回はメトロタウンのChaptersで石のパズルを入手!
…と思いきや,「パズルをモチーフにした石のペーパーウェイト」でした.バラせません.
接着を無理矢理はがせばバラせるとは思うけど,そうするとたぶん自立しないと思う.
もしかして,最初はパズルとして作ってみたけど,自立しないので接着して置物にしちゃったのかも.
私の研究室には,こういう「一見パズルに見えるけどバラせないもの」もいくつか混ぜてあるので,要注意です :-)
Ball Puzzle:1ドルショップで購入した,サッカーボール型のパズル.
パズルとしては簡単で,黒い5角形を全部外すと,まったく同型な4個のパーツに別れます.
1ドルなので作りはちゃちいけど,数学的な構造が,とても興味深いです.
5角形は,自分の周囲の5本の内の1本の辺の部分だけで二つのパーツをつなぎます.
この条件で構造が安定するように,サッカーボールを同型な4個のパーツに分割せよと言われたら,
けっこう悩むと思う.このアイデアを発展させると,もっと難しいパズルを作れるかもしれないなぁ….
APAホテルに泊まっているのですが,トイレットペーパーに「日本の中心」の文字が….
よ〜く見ると,なるほど….日本の中心ですか.ちょっと迷ったけど,さすがに持ち帰るのは,やめます.写真だけにします.
恵文社一乗寺店で,いわゆる
Puzzle Jugを入手.まさか京都で,こんなものが買えるとは.
高さは15cm弱でちゃんと使える(?)もの.スペイン製だそうな.
四条河原町付近の永楽屋で「折り鶴柄の手ぬぐい」を見つけたので購入.
自分で使ってもいいけど,そのスジのコレクターの
前川さんが持ってないなら,あげようかと.
海外の折り紙好きにあげてもいいかな?
P. CREATION:パズルメーカー?
パズラボ以外にも
この会社の製品を売っているWebサイトを見つけたけど,
石川県の会社らしい.ふーむ,探して遊びに行きたい.
W-Toast:2011年11月08日の
葉樹林日記で大絶賛されているパズルを,ついにお茶のりさんご本人から購入.さっそくやってみました.
これはすばらしい!3回くらい「おぉっ!」と発見があって,とても楽しい解き心地です.無事に組めてよかった.
MINEさんのところで以前購入した
4 Piece Burr Cubeは,まだ戻せてないけど ;-)
[追記]このあと本気で4 Piece Burr Cubeに取り組んだら,なんとか元に戻りました.
いやー,これは難しいけど,動きが面白い.最初は到底バラせるとは思えないんだけど,何故かバラせます.
でも一度バラしたら,もう戻せない!!
不可能急須:注ぎ口はあるけど,上に蓋が無いので,一見すると,お茶っぱとかお湯を入れることができない急須.
もちろん本当は入れることができます.以前から欲しかった物ですが,小谷先生から譲っていただきました.
うれしい!中国のとあるエリアの土産物屋さんに行くとたくさん売ってるとのこと.
聞いたんだけど,どこか忘れました.妻に,めちゃくちゃウケてました.
濱中さんのリバーシブルフェルトケース:
濱中さんの奥さん(奥さんも濱中さんだけど)手作りの
フェルトケースを譲ってもらいました.
リバーシブルになっていて,表をジッパーで閉じると立方体になって,裏返してジッパーで閉じると四面体になるという,
すばらしい作品.展開図マニアとして,大感激しました.
もともとのアイデアそのものは伊藤仁一さんのところの
学生さんによるものらしい.さすがです.
「どちらのケースにも収められる2通りの解を求める組み木パズル」ってのはどうかしらん.
体積は違うけど,フェルトだし,大雑把にはなんとかなりそう.
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Last modified: Fri Dec 24 20:14:43 JST 2010
by Ryuhei Uehara (uehara@jaist.ac.jp) |