Drag'70(Y.Hayashi)

3. 知識社会に求められる組織(機能)

資金の契約栽培:
顧客の立場でNeedsよりWantsを満たす革新力を持ち, コストよりも 不確定なリスクを重視 してチャレンジする(好機を求める)態度を持つこと.

組織は手段:
組織は手段であり, 能力を活かす場としての個人の道具であるとともに, 社会とコミュニティが必要とする 成果を生み出すもの.

目標設定は政治的意思決定:
組織の目標設定は本質的に科学的になりえず, 価値判断/政治的意思決定であることを認識すること.

迅速さ:
知識を技術に転換する期間を短くし, 市場(大衆)の素早い受け入れに適応できること.

情報提供:
個人の目的, 価値, 抱負 に組織を役立てるように(逆に, 組織に個人が貢献できる為にも), 体系的な情報を提供すること.

知識習得の支援:
個人(知識労働者)が いかに短期的に知識を取得できるか に取り組むこと.

林 幸雄 (yhayashi@jaist.ac.jp)
「目次」に戻る