Drag'93(Y.Hayashi)

政治/国家の変化

相互主義(小さな経済単位)
「相互主義」とは, ECのように, 地域内においてかつてないほど巨大な自由貿易圏を形成すると同時に, 外の世界の対応において統一され, 広く開かれておりながら保護主義的であるという 立場.

もはや国家の規模が大きかろうが小さかろうが, 通貨と情報について同一の条件で 機会を亨受できる(ベンチャー企業にも通じる).

帰属主義(コミュニティ意識)
労働の流動化や世界のグローバル化が進む程, 逆に人々は自らの存在としてのルーツ, つまり地域のコミュニティを求める.

部族主義(自律/責任, グローバリズムの核)
さらに, 出身地, 言語, 文化面などから「互いに腕を組む」ことのできる, 目に見えるコミュニティを必要とする(人々の自立的参加).

林 幸雄 (yhayashi@jaist.ac.jp)
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