Drag'93(Y.Hayashi)

責任ある学校

教育と学校に関する以下の新しい要件を満たすよう, 根本的な改革が要求され, 責任を負うべき成果と報酬を得る為の成果を明確にする必要がある.
高度の基礎教育:
読み書きを能力をはるかに越える高度な能力を提供すること.

教育程度や年齢を問わず, すべての生徒に対して, 学習の意欲と継続学習の 規則(学ぶ楽しさ, 達成感) を植えつけること.

開かれたシステム:
高等教育を受けている人に対してはもとより, 何らかの理由で 高等教育を受けられなかった人にも門戸を開くこと.

ポスト資本主義社会では, 生涯学習 (成人の為の教育)が必要 であり, その為には, 学習が魅力的で, 熱烈に望まれ, 満足が得られるものでなければならない (サービス労働者の知識労働者への移動の機会の為にも).

方法論にかかわる知識:
内容に関わる知識とともに, 方法にかかわる知識 (知識の生産物を手にする為の過程, 概念, 分析, 技能など)の双方を与えること.

強みに焦点:
生徒の強みに焦点を合わせ, すでに上手に行なえることをはるかに 上手に行なえるようにすること (平均的な人材を目指さない).

パートナーとしての学校:
学校教育は学校の独占ではなく, 社会全体に広がらなければならない.

企業, 政府機関, 非営利組織など あらゆる種類の雇用機関が, 教え学ぶための機関となる. 学校は, 企業とは異なる教育方式を持つ事業の競争相手となる.


林 幸雄 (yhayashi@jaist.ac.jp)
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