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研究設備紹介

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フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計 FT-ICR MS

(ブルカーダルトニクス社 Solarix-JA)

FT-ICR MS(Fourier transform ion cyclotron resonance mass spectrometry)は、イオンを高磁場のかかったセルに導入し、イオンサイクロトロン運動の周回周期を検出します。それにより得られたFIDデータをフーリエ変換することでイオンの質量電荷比に応じたスペクトルを得ることができます。またFT-ICR MSは、極めて高分解能であるためミリマス測定が可能です。

フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置(FT-ICR MS)

【特徴】

本装置FT-ICR MSは、超伝導磁石を用いたフーリエ変換型の質量分析計です。質量分析装置の中で最も分解能が高い質量分析計として知られています。極めて高い分解能のスペクトルを得ることができることから、測定試料中の成分の組成を計算することが可能です。そのため未知の物質の分析に適した装置です。イオン源には、ペプチド、タンパク質等の高極性で不揮発性の化合物をイオン化できるESI(エレクトロスプレーイオン化法)、生体試料や合成高分子をイオン化するのに有用なMALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)、低極性化合物のイオン化に有用であるAPPI(大気圧光イオン化法)を選択することができます。また、MS/MS法 (CID、ETD、ECD)による解析が可能であり、化合物の詳細な構造情報を読み取ることが可能です。

【仕様】

マグネット 9.4 T
分解能 数万~数百万
観測質量範囲 通常の設定では m/z 50 - 10000
試料の量 pmol - fmol order
イオン化モード Positive, Negative
イオン化源 ナノESI、MALDI、APPI
MS/MS CID, ETD, ECD

【設置場所】

電子顕微鏡棟1階

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