社会へ、世界へ歩み出す力をJAISTで

 私は地元の高専で学び、卒業研究はロボットを制御するプログラムをテーマとし、人工知能の基礎を修めました。しかし、そこで得た情報科学やプログラミングの知識は、はたして社会で通用するのかという不安がありました。私は、より専門性の高い能力を取得しようとJAISTへ。学部がなく、新入生はみな同じ位置からスタートできることが気楽で、しかも、情報分野の多様な研究テーマが揃い、選択肢が多いことに惹かれました。

 学生寮は敷地内にあり、部屋から研究室まで徒歩5分という近さ。寮費は安い。また、留学生が多く、英語力を伸ばすだけでなく、グローバルな思考を身に付けられる環境でした。当時を振り返ると、もっと彼らと親密に関わればよかったという思いがあります。

 研究室では、専門的なプログラミング技術や論理的な考察法などについてみっちり指導を受けました。JAISTで最も思い出に残るのは、学友とグループを組み、囲碁ソフトを作って国内の大会に出場したことです。決勝トーナメントまで進み、負けを喫したとき「あと一つ、あのロジックを入れておくんだった!」と実に悔しかった。現在、ハードとソフトを連携させながらデバイスドライバの開発を行っていますが、あの当時の「しっかりつめる」という教訓が仕事に活かされています。 JAISTには、将来の基盤となる確かな能力を得られる環境がある、と改めて思います。

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