インターネット研究センターの活動目標は、今後予想される世界的な高度IT化 社会において要求される、先端IT技術の研究をリードすることです。本研究セ ンターでは、インターネットに関する基礎理論やインターネットを基盤とする 社会の有り方をはじめ、6つの基幹研究分野を中心に据えた研究活動を行ない ます。また、特定技術の迅速な開発を目的としたプロジェクト研究も積極的に 推進します。本研究センターは、企業との共同研究はもちろん、学外から広く 優秀な研究者を招き、また、国内外の若手研究者の人材育成を図りつつ、さま ざまな国家プロジェクトや地域の重要プロジェクトと密接に連携した活動を行 なっています。
2007年10月、 インターネットの発展に貢献してきた萩野純一郎客員准教授が死去されました。 謹んでご冥福をお祈りします。 |
本研究センターでは、インターネットに関する基幹研究分野として、理論、アー キテクチャ、運用計測、コンテンツ、応用、社会システムの6分野を設けてお り、本学情報科学研究科の研究者を中心に、情報科学センターと協力して、そ れぞれの分野での研究を行います。また、長健二朗氏(IIJ研究所)、中川晋 一氏(NICT)をはじめ、学外の優れた研究者のサポートを頂いています。
センター長 | 落水 浩一郎教授 | |||
---|---|---|---|---|
プロジェクト研究員 | リーダ | 篠田陽一教授、丹康雄教授 | ||
研究員 |
|
光ネットワーク時代に向けた新しいインターネットワーキング・アーキテクチャ の研究開発
高度なサービスを提供しうる一般家庭向けネットワークシステムのアーキテク チャに関する研究開発と国際標準化
多数の実機を使用してインターネットをシミュレートすることで、ITシステ ムのさまざまな研究開発や検証を可能にする
StarBed2(NICT北陸リサーチセンタ)とNICT(小金井本部)の両設備をJGN2で 接続し、大規模な脆弱性再現シミュレーションを行う
ユビキタス時代のネットワークシステムおよびサービスを高いスケーラビリティ と高い実現性でシミュレーションする環境の実現
ユビキタス時代のキーテクノロジーである電子タグやセンサネットワークを活 用した、生活者支援に関する研究開発
無線LANやインターネットアクセスのみならず、防災や行政などの自営無線の 高度化に関する研究開発
Last modified: 2007/12/19.