研究者としての基礎能力を
会得した濃密な2年間。
情報科学研究科 博士前期課程2002年修了
(東京工業大学 工学部 電気・電子工学科出身)
大石 亮介さん
兜x士通研究所 ITシステム研究所
私は、携帯電話やカーナビなどに用いる大規模LSI、System on Chip(SoC)の検証手法の研究に就いています。SoCは規模が大きくなるほど搭載機能も設計も複雑化するため、製品にミスがないか検証が重要です。そのため、効率的かつ確実な検証手法が必要なのです。
JAISTでは情報工学の基礎知識、ならびに問題発生に対して、これを定式化し解決するプロセスを学び、それは現在の職場に生かされています。また、主テーマ取組みにはプロポーザルが必要でしたが、自分の研究テーマや成果をわかりやすく説明する訓練になりました。この修得も、現在の仕事に役立っています。
JAISTでは研究や講義など多くのタスクをこなし、それ以外の時間はリフレッシュを心がけた。そうした生活を通して時間管理の意識を持てるようになったのもプラスだと語る。
企業人として活躍できる
資質を養える環境。
情報科学研究科 博士前期課程1999年修了
(法政大学 工学部 システム制御工学科出身)
川井 雅之さん
鞄本総研ソリューションズ 技術本部
JAISTでは並列計算機のネットワークルーティングについて研究しました。ルーティングのアルゴリズムを考え、シミュレーションで検証するというものです。
現在は情報システムの性能測定やチューニング、トラブルの調査などを行なっています。JAIST時代の研究とは直結していませんが、情報工学の基本、とくにアーキテクチャやアルゴリズム、OSの知識が役立っていますし、いまも勉強は続けています。また、研究室では物事を論理的に思考する鍛錬ができました。会社の業務ではシステムのトラブル原因や改善策を論理的に提示する必要があり、ここでもJAISTで身に付けた能力が仕事の自信につながっています。
JAISTでは、先生や先輩諸氏の熱心な指導や研究姿勢から多くのことを学び、バスケのサークル活動にも参加、充実していたと語る。

