ソフトウエア科学領域【鈴木研究室】
■研究概要
要求の多様化や多品種少量生産に伴う開発サイクルの短期化,WEBの普及による異種アプリケーションの統合などソフトウェア開発を取り巻く環境は劇的に変化しています。これらの要求を満たすには,従来とは異なった視点でソフトウェア開発や保守を支援する必要があります。
■ソフトウェアアーキテクチャ
アーキテクチャは建築の用語で対象物の構造を表します。ソフトウェアでは特定の機能あるいは役割を満たすための部品(コンポーネント)と,それらを繋ぎ合わせる土台の構造のことです。アーキテクチャが決まれば,積木と同じように必要な部品を空いている穴に埋めればソフトウェアが完成します。アーキテクチャを再利用することで,部品の開発に資源を集中できるため効率と信頼性の向上が期待できます。

■最近の研究内容
アーキテクチャとコンポーネントに基づくソフトウェア工学として,主に以下を目標として幅広く研究しております。
コンポーネント開発支援
- 接続の記述と整合性検証
- 履歴を利用した変更箇所の特定と変更の自動化支援
コンポーネント理解支援
既存ソフトウェアのコンポーネントによる再構成
変更が必要なソースコードの抽出

変更支援の自動化

■代表的な著書・論文
- M. Suzuki : Architecture and Component based Approaches for
Dependable Distributed Information Systems, World MultiConference
on Systems, Cybernetics and Informatics 2000, Volume 3, pp.656-661,
2000
- 鈴木正人:位置透過性を持つコンポーネント構成手法とフレームワーク,情報処理学会ソフトウェア工学研究会,SE-138-17,
2002
- 鈴木正人,青木利晃,丸山勝久,鷲崎弘宣,青山幹雄:コンポーネントウェア技術の確立に関する調査研究,蹟ソフトウェア工学研究会2003