先端IT基礎コース
■先端IT基礎コースの概要(理念、目標、特徴)
今日では、情報科学の諸理論および技術は、様々な分野においてその基礎を支えており、各分野において活躍する人々にとって情報科学に関する基礎知識は必須となりつつあります。ところが情報科学は新しい学問分野であり、情報分野に携わるどの人にとっても網羅的な情報科学の教育を経ているわけではありません。さらにまた、情報科学は現在なお新たな概念の創出によりその裾野を広げています。この意味で情報処理ほど教育の場で講義される内容と最新の研究内容が密接に結びついた学問はありません。本コースは以上の状況を鑑み、情報科学全域に渡る裾野の基礎科目を網羅した上で、それを最先端の話題にまで階層的に結びつける教育システムを提供するものです。
本コースでは様々な分野の社会人を対象として、情報科学的思考法、先端知識とその基礎となる諸理論・技術を講義し、また、適切な演習により知識の応用力を養成します。これにより、各分野での先端IT人材の育成と学位修得の支援を目指します。情報科学に関わる分野の広がりを常に最新の研究をもとに俯瞰することを目的とします。
広げた裾野をもとに立つ先端ITの峰は、情報科学の分野の広がりから4つの領域に分け、それぞれ最先端に到達するに足る科目を推奨科目としてコース設定を行います。これにより、本コースの理念である基礎の拡大と最先端ITへの有機的結合を情報科学全分野において実現します。
なお、本コースの博士前期課程は教育訓練給付制度の指定を受けています。
先端IT基礎コース教育研究プログラム(講義科目構成)
■先端IT基礎コース教育研究プログラム概要
教育カリキュラムは、基幹講義科目のほか、専門講義科目・コース専門講義科目をまとめてコース推奨講義科目とします。基幹講義科目・専門講義科目は石川キャンパスで開講されている講義と同じものを東京で開講します。先端IT基礎コースでは、その先端の意味するところにより、4つの領域に分けそれぞれについてコース推奨講義科目を設定します。いずれの領域も共通の基盤となる基幹講義科目の上に立つ4つのコース推奨講義科目という形で設計されています。
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コース専門講義科目 |
専門講義科目 |
| (A)理論情報科学領域 |
・計算幾何学特論
・実践的アルゴリズム特論 |
・理論計算機科学
・符号理論 |
| (B)高度マルチメディア領域 |
・音声情報処理特論
・ロボティクス
・人間情報処理学特論
・画像情報処理特論 |
・認識処理工学特論
・システム制御理論
・数値計算特論 |
| (C)知的エージェント領域 |
・論理と自然言語
・エンタテイメント情報学特論 |
・自然言語処理論U
・知的エージェント技術
・遠隔教育システム工学 |
| (D)システム開発技術領域 |
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・並列処理
・離散状態システムの理論
・分散システム論
・データベース特論 |
| 基幹講義科目 |
・数理論理学
・システム最適化
・計算量の理論と離散数学
・情報理論
・情報解析学特論
・離散信号処理特論
・統計的信号処理特論
・人工知能特論
・自然言語処理論T
・コンピュータネットワーク特論
・計算機アーキテクチャ特論
・オペレーティングシステム特論
・ソフトウェア環境構成論 |
この他はすべて本学の教育システムと同様です。オフィスアワーを設け、教育成果の定着を図ります。また研究指導については、多眼的人材を育成するため、複数指導教員制を設けています。研究については主テーマ、副テーマが課されます。主テーマは通常の博士研究、修士研究または課題研究です。
■先端IT基礎コース教育研究プログラム
| A. |
理論情報科学領域
理論計算機科学、符号理論、計算幾何学特論、実践的アルゴリズム特論 |
| B. |
高度マルチメディア領域
認識処理工学特論、システム制御理論、数値計算特論、音声情報処理特論、ロボティクス、人間情報処理学特論、画像情報処理特論 |
| C. |
知的エージェント領域
自然言語処理論II、知的エージェント技術、遠隔教育システム工学、論理と自然言語、エンタテインメント情報学特論 |
| D. |
システム開発技術領域
並列処理、離散状態システムの理論、分散システム論、データベース特論 |
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