Hanabiアプリとは
- 協力ゲームHanabiのAI研究は,AI同士のゲームプレイのものは盛んに行われ,ゲームの得点も高得点を得られるようになっています.
- 一方,AIと人間のゲームプレイはこれまで積極的には取り組まれてこず,得点的にも満点を目指す余地があります.その原因の1つとして,実験がAI同士のものと比べ大変であることが挙げられます.
- Hanabiアプリプロジェクトは,この大変さを「ユーザのみなさんにゲームアプリで遊んでもらうだけでデータを収集しよう」というコンセプトのもとスタートしました.
- このページでは,Hanabiアプリプロジェクトの概要,ドキュメント,試験的に行った実験で集めたプレイデータの公開をしています.これを足がかりに,HanabiのAI研究におけるAIと人間のゲームプレイの研究を進めましょう!
いつでも,どこでもゲームプレイ実験
GI研究会発表資料より
実験に必要な最小限の機能を搭載

GI研究会発表資料より
デモ
GI研究会発表資料より
Hanabiアプリを提案した研究について
- Hanabiアプリプロジェクトは,北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)池田心研究室の奥田 真(2025年卒業予定 M2)によって進められました.
- ここでは,そのときの修士論文や,2025/3/7に実施された第54回ゲーム情報学研究発表会の発表で用いた資料についてまとめます.
- 2件紹介しますが,両方ともHanabiアプリの提案から,試験的に実施した実験の結果を報告しています.
- Hanabiアプリのドキュメントは本サイトのApp Documentに,実験の結果得られたプレイデータはPlay Dataに公開しています.(本サイトメニューより)
第54回ゲーム情報学研究発表会
- 2025/3/7に実施された第54回ゲーム情報学研究発表会で,「人間相手のゲーム実験における時間と場所の制約を緩和するアプリの検討とHanabiでの試行」という題で発表を行いました.
発表資料
論文資料
- この研究の論文資料は以下リンク(JAISTリポジトリへの登録が済み次第リンクを設置予定)からも閲覧可能です.
JAISTリポジトリへの登録が済み次第リンクを設置予定 - また,情報処理学会電子図書館からも閲覧可能です.
情報学広場:情報処理学会電子図書館 | 人間相手のゲーム実験における時間と場所の制約を緩和するアプリの検討とHanabiでの試行
修士論文
- この研究の修士論文は以下リンクから閲覧可能です.
JAISTリポジトリへの登録が済み次第リンクを設置予定 - 基本は第54回ゲーム情報学研究発表会で発表したものの詳細版です.アプリケーションの機能説明などを詳細に報告しています.
Hanabiの研究利用について
- HanabiはAntoine Bauza氏によってデザインされたゲームです.
- 本プロジェクトは,Hanabiの研究利用に問題がないことをAntoine Bauza氏に確認のうえ行っています.
- そして,Hanabiをインターネット上の不特定多数が遊べる環境を提供することについては相談が必要である,との回答もいただいています.したがって,Hanabiアプリのプログラムだけは誰でもダウンロードできる形で公開はしていません.(問い合わせてください.)
- また,Hanabiアプリのプログラム以外のすべての成果物(収集したプレイデータなど)は研究目的の利用のみを許可します.