平成20年度~22年度 「ユビキタス特区」事業
「電力線通信(PLC)を活用した家電状況モニタリングサービスの実証」
プロジェクト概要:
CATV網とPLCホームネットワークを活用し、省エネ診断やトレーサビリティなどのアプリケーションを実現する家電状況モニタリングの開発・実証を行った。20~21年度において推進してきた開発技術を、H22年度京都府精華町にてフィールド検証を中心に実施し、CATV事業者やサービス提供事業者(建設デベロッパー等)と連携し、総合接続検証によるビジネスモデル検討を実施した。
実施事業者名:
- パナソニックグループ
- パナソニック 株式会社
- パナソニックシステムネットワークス 株式会社
- パナソニックシステムソリューションズジャパン 株式会社
- パナソニックネットワークサービスシズ 株式会社
- 株式会社 KCN京都
- 株式会社 住宅環境計画研究所
- 独立行政法人 情報通信研究機構
- 国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学
成果報告書:
システム概要:
- 各家電機器の情報(消費電力や機器IDなど)をPLCとCATV網を活用してCATVセンターに収集し、消費電力等の見える化サービスをデータ放送やTVブラウザーを使って世帯ごとに提供できるシステムを構築した。
- 収集した情報を活用し、家庭における省エネ活動の誘発やTVを活用した製品安全告知等上記システムを活用して可能なサービスをCATV事業者と連携し構築した。
- 従来、世帯毎に省エネ診断機器などを提供していたモデルに対して、ケーブルネットワークとデータ放送を組み合わせ、安価にかつ広域に省エネサービスを実施するモデルを構築した。

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ポータル画面(データ放送)
①コンテンツの視聴に併せてポイントがたまる仕組み
②最新情報に便利やお得な情報が表示
③省エネ診断や製品安全チェックがTVでできる
TAN Yasuo, 2011