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  3. 研究グループ/安心電子社会基盤

安心電子社会基盤

検証進化可能電子社会安心電子社会基盤

(1)数理基盤グループ

安心電子社会基盤の構築に当たって,安心要件の検証・定理証明・モデル検査を効率よく実行できることが重要である.本グループでは,これらの計算に必要な計算時間を推定する方法を確立するとともに,時間によって変化しない定性的な部分に対して適切な前処理を施しておくことによって動的な変化に迅速に対応するための方法論を構築することを目指す.


(2)高度ヒューマンインタフェース基盤

人を対象とした生体情報処理,マルチモダリティに対応したメディア処理,および,ロボット技術を基盤として,人・電子社会および電子社会を媒体とした人・人間の安全な情報交換に必要なインターフェースの研究を行う.具体的には,生理学・心理学等との学際的協調による人間情報処理,マルチメディアを用いた電子社会との安全な相互アクセスシステムの構築,障害者支援ヒューマンインタフェース,ロボットを物理エージェントとする共存インテリジェント空間の構築,これらをシミュレートするグリッドシステム技術,などの研究を行う.


(3)高信頼ネットワーク基盤

安心な電子社会のための高信頼インターネットやユビキタスネットワーク基盤の研究を行なう.これらのネットワークシステムには,パフォーマンスに加え,信頼性とセキュリティが求められる.インターネット技術の進展と,あらゆるものをネットワークに接続しようとするユビキタス化の流れは、これまでにない新しい技術的アプローチを求めている.ヘテロなシステム構成であることや,実用のための運用・管理技術といった観点から研究を展開する.


(4)高信頼ハードウェア基盤

安心な電子社会のための高信頼ハードウェアやアーキテクチャ基盤の研究を行う.あらゆるところに組み込まれるであろうプロセッサの,信頼性と処理の安全性を確保するために,仕様記述からの完全自動合成によるプロセッサ設計,フォルトトレランアーキテクチャ,組み込み用プロセッサアーキテクチャ,アークチャによるセキュリティサポート,ならびにそれらの高信頼運用を可能にするリアルタイム・オペレーティングシステムの研究を行う.また,再構成可能なプロセッサアーキテクチャやプロセッサ間の動的負荷分散により資源の最適配分を実現する.