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囲碁9路盤「接待碁」コンテスト

9路盤では,囲碁プログラムの「強さ」はすでにプロに肉薄しています. また,「自然さ」についても,人間と見分けがつかないレベルにあることが 去年のJAIST杯チューリングテスト大会より明らかになりました. 次は,「人間を楽しませてくれるか」「強くなるよう導いてくれるか」が大事になってくるだろうという思いから, 今年は手抜きではない手加減,起伏に富んだ展開への誘導,楽しいコメントなど,プレイヤを「接待」する工夫を競います. 初級~中級者のプレイヤ(評価者)としての参加も大募集中です.

ルール

対局規定

人間対AIで,概ね各AIにつき1回,対戦していただきます. 人間側は,対局の初めに自分のだいたいの段級位を申請して,その後は通常通り対戦します (マウスで操作するクライアントを主催者側で用意します). 終局後,そのAIについて,「強さはちょうど良かったか」「コメントは面白かったか」「あからさまな手抜きがあったか」「楽しかったか」     の4つの項目について評価してください. コンピュータ側は,GTPで通信可能なプログラムをご準備ください. さらに,本競技にあたり,3つの拡張コマンドを実装してください.

AI作成の方針

本コンテストでは,プレイヤを楽しませるための発想・技術を競います.その方向性は一つではありません. コメントは何も返さないけど,とにかくちょうどよい強さのAI. 不自然な手抜きがないのに,シーソーゲームを演出してくれるAI. プレイヤの棋力に応じて,ちょうど乗り越えられる程度の試練を与えてくれるAI. 「その手は悪手で,B2に打たれて困ります.C2が眼形豊富でした」などと指導的なコメントをしてくるAI. 「うーん,まいったなあ」「これでどうかな?」「あちゃーそう来たか」など人間ぽさを狙ったAI. さまざまなコンセプトがありえると考えます.自由な発想を期待します.

9路盤接待囲碁クライアント

Windows用ツール群です。
使用するにはruby1.9がインストールされている必要です。
サーバが動作している状態で、wrapper.rbを実行するとソフトが起動しサーバに接続します。

ダウンロード

結果 update

コンテストではなくプレイアブル展示という形式になりました。
JAIST CUP 2012 ゲームアルゴリズム大会実行委員会