発表者:熊谷 裕也 タイトル:論文紹介   The Co-evolution of Individual Behaviors and Social Institutions. アブストラクト:  (a)個人としては損で、血縁者以外の集団にも利益をもたらす人間社会の行動様式  (b)そういった社会によくある、食べ物の共有や一夫一妻制などの構造は、人類の  歴史の道のりを通して、繰り返し現れ、広められてきた。  この2つの進化的成功を個人の習性が遺伝的、文化的に伝達し、個体の習性の進化  的な道筋と社会的制度が相互に規定しあう共進化のプロセスとしてとらることで説  明を試みる。