担当:昆野 真胤 日時:2月6日 14:00〜 場所:三練2階小スペースゼミ部屋 <アブストラクト>  前回、秋山さんの論文『Dynamical system game theory and dynamics of game』より、木こりゲーム (LD game)の一人ヴァージョンを紹介した。しかし前回、 LDの式の説明に不備がみられ、また、 時間の都合上、出来なかった部分も多くある。  今回は、前回のLD gameの数式を再び説明し、 その上で、複数人(2人または3人)のLD gameを扱う 秋山さんの論文『Dynamical systems game theory 2』 を紹介する。 その中の主なテーマは以下の通りである。 ・ジレンマを内包する社会において、ジレンマを克服する協力社会の  出現がどのようにして出現するのかを、ゲームのダイナミクスから  考察する。(制度の内部発生についての調査) ・協力社会のためのルールが、ダイナミクスに従い、どのように  変化しているのかを考察し、その上で協力社会のルールの  安定性を調査する。(制度の変化のための考察)