担当:真隅 日時:5月19日 (金) 15:30〜 場所:8階II棟・橋本研究室、お茶スペース (6階コラボ3より変更) 内容: 概要: GCMにおけるカオス的遍歴(Chaotic Itinerancy, CI)の、秩序状態間の 遷移を駆動する相空間構造を理解するために、アトラクタのベイスン 構造を調べた結果を報告する。数値計算の結果、ロバストなアトラクタ はアトラクタ近辺に自身のベイスンを稠密に持つ一方で、ミルナーアト ラクタの場合には、近辺にリドルドベイスン状に穴が空いていることが 確認された。 今回のゼミでは、ベイスン構造の特徴から、CIのどのような特徴が読み 取れるか、ベイスン構造の定量的な特徴付けなどについて議論していた だきたい。