ジミー
日時：明日午後２時
場所：知識２棟５階・コラボ２

題名：　"Modelling the rise of grammatical complexity -a constructive
study of morphosyntactic aspects in compositional language"

近年、文化進化を軸とする言語進化研究が盛んである。その旗手の一つであるUniversity of EdinburghのLanguage
Evolution and Computation Research Unitが発展させたthe Iterated Learning
Modelは、自然言語の根源的特徴である構成性（Compositionality)が文化進化によって発生しうることを示し、大きな反響を引き起こした。しかしながら、この枠組みに関して、その意味空間の扱いを巡って様々な議論が起きている。本研究はこの意味空間の扱いを見直すことによって、自然言語の更なる特徴である文法の出現の可能性を探ろうとするものである。