担当:真隅 暁 日時:07/23(水) 15:30- 場所:コラボレーションルーム2 内容:GCMにおけるCIの滞在時間分布について 概要:カオス的遍歴(CI)のような間欠的なダイナミクスの 統計的な性質を特徴付けるものとして、滞在時間分布 という量がある。例えば on-off 間欠性ダイナミクス と呼ばれる現象では、ラミナー期間の滞在時間がべき 分布となり、その指数が-3/2 となることが知られている。 今回、GCMの部分秩序相で生じるCIについてアトラクタ 痕跡への滞在時間分布を測定したところ、on-off 間欠性 とは異なる指数を持つ分布などの興味深い振る舞いが 観察された。 今回のゼミではこの測定の結果について報告し、これを 踏まえた上で、投稿予定論文の構成について議論して いただきたい。 (橋本研OBである並川氏の先行研究についても多少紹介 する予定です。以下は並川氏の論文へのリンクです。) http://tinyurl.com/6m3344 Presenter: Akira Masumi Date&Hour: 23 July(Wed)15:30〜 Title: Residence time distribution of CI in GCM