担当:小林 重人 日時:06/30(月) 15:30- 場所:コラボレーションルーム2 紹介論文:Kathryn L. Noon , Gerard J. Fogarty (2007),   " Cognitive and personality predictors of financial literacy among adult Australians"   Proceedings of the 42nd Australian Psychological Society Annual Conference (pp. 297-301).   Melbourne, Australia: Australian Psychological Society. ISBN 978-0-909881-33-7.   論文は下記リンクよりダウンロードしてください.   ペイオフ解禁や企業年金の導入など金融資産の自己管理が求められるなか,  市場では複雑な金融派生商品が次々と誕生し,計画的な資産形成のためには  金融リテラシーの保持が不可欠となってきている.  金融リテラシーの研究は,人口統計学的なデータと金融リテラシーの関係を言及するものが多いなか  本稿では認知能力や個人の性格が金融リテラシーと関係があるかどうか明らかにしようとしている.  特に認知能力では流動性知能(gF)と結晶性知能(gC)の2つの概念をもって金融リテラシーとの関係を述べている.  なぜこのような論文を読もうと思ったかについては,ゼミの際にお話ししたいと思います.  心理学の論文なので多少読みにくい点もあるかと思いますが,  クリティカルシンキングの実践と考えてお付き合い願えればと思います.