担当:小林 重人 日時:10/15(水) 15:30- 場所:コラボレーションルーム2 紹介論文:Processing of Social and Monetary Rewards in the Human Striatum,      Keise Izuma, Daisuke N. Saito, and Norihiro Sadato,      Neuron 58(2), 284-294, 24 April, 2008,      全文は読めませんが下記リンクから概要を読むことができます.        今年の4月にニュースでも話題になったのでご存じの方もいらっしゃると思いますが,  この論文は機能的MRI(fMRI)を使い,ヒトにおける金銭的報酬と社会的報酬の処理が脳内の同じ箇所で処理されているということを明らかにした論文です.  ヒトの脳内で何が起こっているかという研究はニューロサイエンスの分野において近年活発的に行われていますが,  意志決定のような社会的環境と深く関係する行動における脳研究は,まだここ数年で始まったばかりです.  この分野で行われている賦活箇所のマッピングがわれわれに何を教え,そしてそこから進むためには何を越えなくてはならないのか.  皆さんの興味とも重なる箇所が多いと思いますので,短い時間ですが簡単に紹介いたします.