担当:真隅 暁 日時:1/25 (火) 15:30- 場所:5Fコラボ2 内容:集団的適応現象におけるパターンと機能の関係の整理 以前紹介した Skyrms(2009)では,集団が適応するために発揮す べき「機能」と「個体間の情報伝達のパターン(トポロジー)」 との関係が論じられていたが,そこでは,「パターン」は時間的 に変化しないものとして定義されていた. しかし,適応プロセスを理解しようとする場合には,「パターン5 は時間とともに形成されるもの」と考えることもまた自然である. この場合には,パターンを時間的に変化するものとしてモデル化 することが前提となるが,Skyrms(2009)では,モデル化の仕方 によりこの点に制約がある. 今回のゼミでは,この制約について整理する.具体的には,問題 (タスク,適応すべき環境),機能,パターンの相互関係につい てまとめ,さらに,それらのゲームにおける表現のされ方を整理 する.その上で,可能なモデル化について議論してもらいたいと 思っている. Speaker: Akira Masumi Date & Hour: 25 Jan (Tue) 15:30- Title: Clarifying relation between pattern and function in collective adaptation