担当: 田村香織 日時: 4月22日(金)10:00- 場所: コラボ2 内容: コミュニケーション実験の論文紹介 概要: ヒトの言語の特質は、学習されると共に象徴的でもあるような記号を用いるということである。    筆者らはこのような記号の創発の問題を取り上げ、先行研究では意味がどのように形式に付随    させられうるのか、については調べられてきたが、より基本的な問題として、ヒトはどうやって 伝達的行動が実際に伝達に関係するものであると知るのか、について調べる必要があるとしている。 そのために筆者らがどのような条件が必要だと考え、どのような実験を構築したのか、そこで    どのような結果が得られたのかについて説明し、自身の理解を確認することで、自分が実験を    構築する上で必要となる条件を検討するための助けとしたい。 "Signalling signalhood and the emergence of communication" Thomas C. Scott-Phillips, Simon Kirby, Graham R.S.Ritchie Cognition 113 (2009) 226-233 本文は以下から閲覧、ダウンロードできます。 URL:http://www.summer10.isc.uqam.ca/Page/docs/readings/KIRBY_Simon/Scott-phillips%20et%20al%202009.pdf