担当: 山田 広明 日時: 7/13 (金) 15:30- 場所: コラボレーションルーム3 内容: シミュレーション研究と介入研究を組み合わせた研究デザインについて 概要: 人々の習慣的な行動に起因する疾患(いわゆる生活習慣病)を治療するためには, 一人一人の行動パターンを規定する,個人的特質(信念や知識など)と 社会的特性(所属している社会集団の規範や価値観など)を総合的に改善する必要がある. この事実を認識し,社会環境の整備や政策立案まで含めた, 行動変容のための体系的・総合的な方法論構築を目指すのがヘルスプロモーション研究である. (具体例としては,近年の禁煙推進のプログラムを思い浮かべればよい.  生活習慣指導と合わせて,タバコへの増税や屋外での喫煙規制強化を行うことで,  効果的な予防・改善を実現している) 以上を学術的な背景とし,更に個人の能力やコミュニティ機能の開発に注目して, ヘルスプロモーションの方法論を構築することを博士研究のテーマとしたい. 大枠の方針としてシミュレーション研究と介入研究を組み合わせた研究を計画している. ゼミではまずシミュレーション研究部分について計画の概略を紹介し, 次に介入研究の設計についてアイデアを紹介する. 全体の整合性や両研究のより効果的な接続の仕方について意見やアイデアを頂きたい. Speaker: Hiroaki Yamada Date&Hour: 13 July (Fri) 15:30- Place: Collaboration Room 3 Title: About research design connecting simulation and intervention study