担当:楊 碩 日時:1/18(金) 15:30- 場所:コラボレーションルーム2 内容: 論文紹介“Sound symbolism facilitates early verb learning ”, Mutsumi Imai, Sotaro Kita, Miho Nagumo, Hiroyuki Okada, Cognition 109 (2008), 54-65 概要:従来の言語学では、語の意味と音には意味的な関連はなく、恣意的なラベル付けのみが あるとされている。しかし結果的に実際の多くの言語は、音と意味に必然的な繋がりを持つ語を 多く所有している。語の音が語の意味の一部を表象する現象を音象徴と呼ぶ。この論文では、 人間の移動動作を表現した動画と日本語ベースの新奇擬態語の組み合わせを課題とし、 動作に関する音象徴においても言語経験を越えた普遍的な認知があることを示した。 さらに、音象徴による象徴的な枠組みが幼児の早期動詞学習において重要な役割を果している ことを示した。本稿で利用された新奇擬態語の組み合わせがどうのように創作されたのか、 実験設計と被験者の選択標準を設定する時何が大切なのかということはこれから自分の実験を 考察、設計する時の参考としたい。 PDF: http://web.sfc.keio.ac.jp/~imai/pdf/soundsymbolism_Cognition Speaker: Yang Shuo Date&Hour: 18 Jan. (Fri.) 15:30- Place: Collaboration Room 2 Title: Sound symbolism facilitates early verb learning