担当:山田広明 日時:1/25(金) 15:30- 場所:知識セミナー室(7階) 内容:内的価値観の変容を分析するためのAgent-based Model 概要:  地域おいて人々の健康が自律的に守られる社会を実現するためには, 助け合いや協力によって健康が守られるソーシャルキャピタルが豊かな社会を作る必要がある. 特に,"持続的な"共助社会の実現という視点に立った時, 打算的な協働関係によって共助や協働が維持される社会ではなく, 共同体への高い信頼によって関係性が維持される社会を構築する必要がある.  本発表では,共同体への信頼醸成のような,内的価値観の変容を検討するために構築した Agent-based Modelについて議論する.具体的には,Wangら(2012)が, 共同行為への自信を意味するコレクティブエフィカシィ(CE)に注目し, 集団内での共同行為の定着過程を検討するために構築したモデルを拡張した. モデルの振る舞いを確認するために行ったシミュレーションの結果を示しながら, 不十分な点や,モデルを改良するためのアイデアについて意見を頂ければと思う, またMPSの予稿を書く必要があるので,議論を通して暫定着地点についても見通しを得られると嬉しい. Speaker: Yamada Hiroaki Date & Hour: 25 Jan (Fri) 15:30- Title: Agent-based Model for analyzing the change of motivation