担当:金野 武司 日時:3/29(金) 16:00- 場所:コラボレーションルーム2 内容:使用する記号の類似性が導く言外の意味の成立 概要: コーディネーションゲームによって得られたデータの分析 により,人のコミュニケーションを特徴付ける言外の意味 のやりとりとその成立には,その前段の字義どおりの意味 を取り決める段階で,相手と同じ記号を使う傾向(同じ対 象には同じ記号を割り当てる傾向)が効果的であることが 分かってきた. 今回のゼミでは,この効果を生み出すメカニズムを,実験 データとコンピュータシミュレーションによるデータとの 比較・分析を通じて検討する.特に,記号の類似性を実現 する模倣の仕組みが,言外の意味を成立しやすくするメカ ニズムとどのように関係するのかを議論させていただきた いと考えている. また,今回のゼミでは最初の30分程度を使って,京都大学 で開催されたワークショップの話をする予定である.この ワークショップでは意識と脳活動の関係を議論しており, 色々と面白い話が聞けたので,皆さんに紹介してみようと 思っている. Speaker: KONNO Takeshi Date&Hour: 29th Mar. (Fri) 15:30- Place: Collaboration Room 2 Title: Formation of symbol systems for communicating connotations by similarity of symbol use