担当:山田 広明
日時:11/2(月)15:30-
場所:コラボレーションルーム3
内容:個人志向と社会志向が共存するサードプレイスの形成メカニズムの研究

概要:
サードプレイスとは誰もが自由に利用できるまちの社交場である.社会的孤立のリスクに晒される現代の人々にとって,誰にも開かれ社会に繋がる窓口となるサードプレイスの重要性は高まりつつある.我々は,近年増加しつつある個人的志向の人々に着目し,交流を好む社会的志向の人々に専有されがちなサードプレイスを,いかにすれば個人的志向の人々も共存可能な場として設計できるかを問うた.個人的志向の人々と社会的志向の人々をモデル化したエージェント・ベース・モデルを構築し,サードプレイスにおける共存を実現したり,専有を防止する設計をシミュレーションにより検討した.シミュレーション結果から,(1) 二つの志向間のコミュニケーションを抑制することが共存を実現することが分かった.また,(2) 二つの志向間のコミュニケーションを促進することで利用者の流動性が高められ,結果としてサードプレイスの専有が防がれることも分かった.共存と専有防止を実現したケースの分析を通して,サードプレイスにおいて共存や専有防止が実現されるメカニズムを明らかにした.

以上の内容で投稿中の論文について紹介する.
時間が許せば,前回のゼミで議論した
D論ストーリーへの位置付けについても改めて議論したい.

Speaker: YAMADA Hiroaki
Date & Hour: 2 Nov. (Mon.) 15:30-
Place: Collaboration Room 3 (6F)
Title: A study of the mechanism for forming a thirdplace compatible for both individual- and social-oriented people