担当:藤原 正幸
日時:12/3(木)15:30-
場所:コラボレーションルーム2
紹介論文:"The human dynamic clamp as a paradigm for social interaction"

概要:
 今回紹介する論文内では,著者らは"The human dynamic clamp(HDC)"と呼ばれる,人間と人間と似た振る舞いを行う仮想パートナー
の間の相互作用やその結合をリアルタイムに直に操作できる新しい実験パラダイムを紹介している.HDCは,従来の神経生理学的かつ計算
論的に確立されたモデルを元にしており,特定の科学的分野において開発されている中で,最良の実装であることを筆者は述べている.
加えて,ニューロン集団からヒト脳へのパラダイムのスケーリングの出発点としての可能性についても触れられている.
 実験では,人間は視覚的に描画される手の動きを観察しながら,自身の手の動きを調整する.そのような実験を通して,4つの実験
結果を示し,通常の実験では簡単に手の出せない範囲を研究する機会をHDCが提供することを示している.さらには,人間のような制約の
ない開かれた動的なシステムに双方向で結合されることで,HDCの振る舞いの能力範囲は,はるかに豊かになり,人間の広範囲の能力をカ
バーできるものとなったと述べられている.
 結論として,HDCは,仮説をテストし,いかにして人間がお互いにだけではなく機械とも相互作用するのかについて,理解することを
進歩させるための道具・実験パラダイムである,としている.
 
 数式の中身や実験結果など,深く理解をしたい点が多くあります.よろしくお願い致します.


論文:
Guillaume Dumas, Gonzalo C. de Guzman, Emmanuelle Tognoli, and J. A. Scott Kelso,
"The human dynamic clamp as a paradigm for social interaction",
Proceedings of the National Academy of Sciences, Vol.111, No.35, pp.3726–3734, 2014.
PDF :


Speaker: FUJIWARA Masayuki
Date&Hour: 3 Dec.(Thur.) 15:30-
Place: Collaboration Room 2