担当:外谷 弦太
日時:6/23(金) 15:30-
場所:コラボレーションルーム2
紹介論文:"Young children spontaneously invent wild great apes' tool-use behaviours"

概要:
ヒトが使用・製作する道具の多様さ,複雑さは地球上の動物のなかで群を抜いている.この事実を説明する要素として,これまでトマセロに代表されるような社会的な学習能力に焦点を当てた研究が多くなされてきた.この論文は,ヒトがもつ生得的な道具使用能力もまたヒトの複雑多様な文化にとって重要であるという立場に立ち,大型類人猿の道具使用行動に基づいた12のタスクを用いてヒト幼児(二歳~三歳半)の道具使用(発明)能力について調べている.結果として,ヒトと大型類人猿の道具使用行動の頻度に類似性が見られ,社会学習能力によってヒトの生得的道具使用能力が退化していないことが示唆された.

自分の研究の背景で活用できる研究だと考えていますが,道具使用行動に関してaction grammarのような形式化を行っていないので,その点を僕の考察を基に議論出来たらと思います.

書誌情報:
Reindl, E., Beck, S. R., Apperly, I. A. & Tennie, C. "Young children spontaneously invent wild great apes' tool-use behaviours", Proceedings of the Royal Society B, Vol. 283, Issue. 1825, 2016.
PDF: http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/283/1825/20152402
Speaker: Toya Genta
Date&Hour: 23 Jun. (Fri.) 15:30-
Place: Collaboration room 2
Title: "Young children spontaneously invent wild great apes' tool-use behaviours"