ゲノムデータベース領域の automount とその利用法について

北陸先端科学技術大学院大学
知識科学研究科 佐藤賢二

JAISTにおけるゲノムネットのデータベースサービスは、gd1という マシンの上で運用されています。現在使用しているディスク領域は gd1:/bioおよびgd1:/export/gd10[01]です。

一方、JAIST内の情報環境はNISを用いて統一的に管理されているため、全ての マシンで同じディスクを必要な時にNFSマウントして使うことが、automount の設定を行なうだけで容易に実現できます。これを利用してgd1のデー タベース領域をどこでも見られるようになりました。gd1:/bioeverymachine:/home/bioに、 gd1:/export/gd10[01]everymachine:/home/gd10[01]に automount されますので、例えば 御手元の情報環境で

ls /home/bio/db/ideas/genbank
と実行すれば、GenBank の最新バージョンのファイルが見える筈です。

このままでは単にファイルが見えるだけですが、以下のコマンドを root 権限 で実行し、シンボリックリンクを1本張っておけば、source /bio/lib/cshrc.ideas とするだけで bfindbget な どのデータベース検索コマンドを自分のマシンで実行することが可能になりま す(Solaris 2.X 以降のみ。IRIX や Linux では一部のコマンドが無いか、 もしくは実行できないことがあります)。

ln -s /home/bio /bio
既にこのシンボリックリンクが張られているマシンは、db1および db2です。御活用頂ければ幸いです。

御協力頂いた情報科学センターに感謝致します。


Kenji SATOU <ken@jaist.ac.jp>
Last Updated:Oct 18 2001
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