第8回知識共創フォーラムの優秀論文賞

第8回知識共創フォーラム後の改訂論文に贈られる優秀論文賞を日髙研の布山美慕が受賞いたしました.(JAIST広報ページ)

布山美慕・西郷甲矢人 「不定自然変換理論の構築:圏論を用いた動的な比喩理解の記述 

■知識共創フォーラムと優秀論文賞の概要
第8回知識共創フォーラムは 2018年3月6日(火)〜7日(水)しいのき迎賓館(石川県金沢市)にて開催されました.2018年度知識共創フォーラム「優秀論文賞」は,編集委員会が定めた複数の評価者による厳正なる論文評価のもと,上記論文に対して与えることを決定致しました.本賞は知識科学研究の発展に大いに寄与することが期待される論文に対し与えられるものです.

■受賞年月日
2019年3月8日

■論文タイトル
不定自然変換理論の構築:圏論を用いた動的な比喩理解の記述

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第9回 知識共創フォーラム 発表募集案内:「理解」の側面へのアプローチ

以下の通り、第9回 知識共創フォーラム のご案内をお送りいたします。
今回は。様々な「理解」の側面へのアプローチをテーマとしたセッションを中心に幅広い研究発表を募集しております。
ご参加をお待ちしております。

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ワークショップ「圏論による認知モデリングの可能性」

中京大学の高橋康介さんと共に、ワークショップ「圏論による認知モデリングの可能性」を開催予定です。

詳細は、こちらのウェブサイトをご覧ください。

  • 日程 | 2019年1月17日(木)13:00-18:30
  • 会場 | 長浜バイオ大学(暫定)
  • 企画 | 日髙昇平(北陸先端科学技術大学院大学)・高橋康介(中京大学)

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講演・論文などお知らせ

直前になりましたが、以下の講演があります。

 

月刊細胞に解説記事を書きました。

  • 日髙 昇平 & 平 理一郎 (2018). 神経細胞の情報論的結合を推定する非線形時系列解析法. 細胞, 50 (14), 755-758. (pdf)

 

もう、少し時間がたってしまいましたが、以下の論文がアクセプトされました。

  • Hidaka S & Oizumi M (2018). Fast and exact search for the partition with minimal information loss. PLoS ONE 13(9): e0201126. (link)

JAISTサマースクール2018「計算論的認知科学入門:心の哲学,実験から機械学習まで」

2018年8月22-24日に、
サマースクール
「計算論的認知科学入門:心の哲学,実験から機械学習まで」
(JAISTサマースクール2018)
を以下の要領で開催いたします。[JAIST web] [Lab web]

奮ってご応募をお願いいたします。
定員に限りがございますので、定員を超過した場合には,
全日程参加が可能な若手に優先的に参加していただくことをご了承ください。

詳細情報:サマースクール ホームページ(参加応募・日程表・宿泊情報等)

 

2016年論文誌「認知科学」奨励論文賞受賞

表記のとおり、2016年の「認知科学」の奨励論文賞をいただきました。

布山 美慕 & 日高 昇平 (2016). 読書時の身体情報による熱中度変化の記述. 認知科学, 23(2), 135–152.

布山美慕氏との共同研究です。2017年9月14日に表彰されていましたが、掲載が遅くなってしまいました。

— 以下大学広報HPより転載

【奨励論文賞】
■受賞年月日
平成29年9月14日

■論文タイトル
読書時の身体情報による熱中度変化の記述

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H29科研費 研究活動スタート支援

研究員の鳥居が科研費「平成29年度 研究活動スタート支援」の内定を受けました。

研究課題名:手抜きな運動制御メカニズムとしての身体技能の解明

概要:人の認知的活動の多くは,自らの身体を動かし,環境へ働きかけることでなされる.身体という大自由度系で高度な動作を生みだす運動制御は一般に身体技能と呼ばれる.人の運動制御は,筋肉の収縮で生じる身体的な力と,それ以外の環境的な力を利用する.このうち,筋肉の出力は筋肉の疲労と比例関係にあり,疲労の累積とともに動作の正確さは失われる.この筋肉の性質上,直接調整できる身体的な力のみでは正確な反復的動作を継続的に行うのは難しい.そこで,ある動作に要する力の一部を環境的な力で補い,身体的な力を抑えて筋肉の疲労を軽減し,正確な反復的動作を継続可能にする身体技能が「手抜き」である.本研究では,行動実験データと身体環境系モデルを統合し,筋肉の疲労という身体的制約の下で手抜きを実現する身体環境系の運動制御メカニズムを理論的に解明することを目指す.

研究内容へのリンク (鳥居氏のHP)

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第二回認知計算論研究会

テーマ:情報・学習・理解の認知過程へのアプローチ

日程:2017年8月27, 28,29日

場所:サンテラス箱根

参加費・懇親会費:無料

主催:北陸先端科学技術大学院大学日髙研究室

 

 

27日

0. JAIST/野々市/玉川大学~会場へ移動 (各自15:30までに着)

1.認知計算論研究会の趣旨について (16:00-17:00) 日高 昇平 (JAIST)

食事・休憩 (17:00-19:00)

2.物体・形状・認識の理論に向けて:「Objectoid」プロジェクト (19:00-21:00) 加藤 龍彦(JAIST)

 

28日

3.三項類推・比喩の理解に向けて「ダジャレもん」プロジェクト (10:00-12:00)小林 瞭(JAIST)

食事・休憩

4.物語理解と自己変容の関係の記述に向けて (13:00-15:00) 布山 美慕 (玉川大学脳科学研究所/慶應義塾大学SFC研究所)

5.身体模倣の計算論に向けて (15:00-17:00) 鳥居 拓馬 (JAIST)

食事・休憩

6.理解とオブジェクトの計算理論に向けて (19:00-21:00) 日髙 昇平 (JAIST)

 

29日

7.クロージング/ 解散 (9:30-10:00)

 

研究助成:平成28年度科学研究費補助金若手研究A (代表:日髙昇平), 日本学術振興会, 研究課題「力学系の不変量による身体運動の分節化・認識・生成理論の構築」.