身体知研究会

身体技能を言語化する方法論の確立

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更新日 2017-07-31 | 作成日 2015-10-14

身体知研究会

第15回研究会を以下のように開催しました:

報告会: 「ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援

  • 15時30分から17時00分まで「ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援」(科学研究費・研究代表者 古川康一)の報告会を開催しました.

一般講演(5件) 

坂井田 瑠衣(慶應義塾大学), 福士 知加(慶應義塾大学), 諏訪 正樹(慶應義塾大学)
身体が醸し出す発話欲求から多人数インタラクションをみる
[LinkIconPDF(800 KB)] SKL-15-01 (pp. 1-8)]
[概要] 多人数インタラクションには,各参与者の「発話したい/したくない」という欲求の駆け引きが存在すると考えられる.各参与者の特性に応じた身体部 位を介して醸し出される「発話欲求」から,多人数インタラクションにおける参与者同士の関係性を明らかにする.

藤波 努(北陸先端科学技術大学院大学)
サンバ演奏の分析
[概要] 身体技能のひとつとしてリズム演奏に着目し,研究を進めてきた.運動としては下肢の周期運動,位相差などを特徴として抽出してきたが,その本質は身体各部が無駄なく協調することにある.本論ではリズミカルに動作する体の特徴について報告する.

日高 昇平(北陸先端科学技術大学院大学)
力学的不変量仮説:運動制御の最適化理論の上位原理として
[LinkIconPDF(1.2 MB)] SKL-15-03 (pp. 9-15)]
[概要] 本発表では,身体運動に内在する言語的な性質に着目して,その音韻(物理的性質),統語(時間・順序構造),そして意味的な性質(身体間類似性による相互理解)の関連性を議論する.

小笠原 義仁(早稲田大学理工学術院), 大石 進一(早稲田大学理工学術院)
混沌から現れる空間について
[LinkIconPDF(45 KB)] SKL-15-04 (pp. 16-17)]
[概要] 空間把握に対する1つの示唆として,混沌から現れてくる空間について発表する.具体的には,Primitive Chaosからnondegenerate Peano continuumが現れてくる様子を示す.

猪膝 武之(楠本化成)
「捻りモデル」から考察するテッド・ウイリアムズの「バッティングの科学」
-- 力を生み出すメカニズムと理論の応用について
[LinkIconPDF(1.3 MB)] SKL-15-05 (pp. 18-31)]
[LinkIconPDF発表スライド(日本語 4.1MB)]
[概要] The Science of Hitting by Ted Williams is an excellent book. Ted Williams wrote everything about hitting he obtained through his career in this book. However his explanation on hitting mechanics is vague for it is based on his perception that is personal. Recently I surprisingly found that by applying the Twisting Model theory, his explanation on the hitting mechanics becomes a lot clear and helped for better understanding regarding movement and property of power produced. In this article I would like to introduce the "Twisting Model" and by using physical approach I would like to show how the Twisting Model supports Williams.

報告会: 「ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援

今年度から3年間の予定で開始しました科研費「ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援」の活動がほぼ1年経過しました.困難な課題ですが,あたらに日大の尾崎知伸氏に研究協力者として参加いただき,とくにアナロジーを付加したルールアブダクションの雛形を得ることができました.それを含めて,皆様に本科研費の今年度の活動を報告させていただきます.(古川 康一)
[LinkIconPDF(1.3 MB)] SKL-15-06 (pp. 32-44)]

プログラム
1 全体計画とこれまでの研究活動報告  古川 康一
2 個別報告 
2.1 藤波 努, 『わざ言語』にみる職人と名人の区別について
2.2 原口 誠, 説明の転写と対象理解に関する一考察
2.3 金城 敬太, 発想推論を用いた消費者の事例ベース推論における重要属性の発見
2.4 小林 郁夫, SOLARによるアナロジーを組み込んだルール発想推論
2.5 升田 俊樹, オーケストラ指導現場におけるイメージの役割
2.6 西山 武繁, 身体スキルの指導に用いられる比喩表現


プログラム(敬称略)

10:00 開場
10:05 - 10:10 開会挨拶
10:10 - 10:50 坂井田 瑠衣ほか, 身体が醸し出す発話欲求から多人数インタラクションをみる
10:50 - 11:30 藤波 努, サンバ演奏の分析
11:30 - 12:10 日高 昇平, 言語としての身体運動:身体運動の音韻論,統語論,そして意味論
12:10 - 13:40 昼食(休憩)
13:40 - 14:20 小笠原 義仁ほか, 混沌から現れる空間について
14:20 - 15:00 猪膝 武之, 「捻りモデル」から考察するテッド・ウイリアムズの「バッティングの科学」
15:00 - 15:30 休憩
15:30 - 17:00 「ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援」報告会
17:00 - 17:30 閉会 & 後片付け

主査(代表) 藤波 努 (北陸先端科学技術大学院大学)
主幹事 諏訪正樹 (慶應義塾大学)
幹事 

  • 古川康一 (嘉悦大学) 
  • 橋詰 謙 (大阪大学) 
  • 大武 美保子(千葉大学)
  • 松浦 慶総(横浜国立大学)


問い合わせ先

 skl-reg(at)jaist.ac.jp
 上記(at)部分は@マークに置き換えてください



























坂井田 瑠衣










日高 昇平




小笠原 義仁







猪膝 武之









古川 康一


原口 誠


金城 敬太


升田 俊樹