第2回知識創造支援システム・シンポジウム開催のご案内
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昨年開催し、大変好評を博しました知識創造支援システム・シンポジウムを今年も開催します。 林義樹横浜国立大学教授の基調講演「知識創造支援理論として『参画理論』−『ラベルワーク』の可能性−」、大岩元慶應義塾大学教授の招待講演「KJ法の理解と支援環境」、三末和男筑波大学大学院助教授の招待講演「ペン,スケッチ,フリーハンド図−創造支援への手書きの応用−」、阿部明典ATR知能ロボティクス研究所主任研究員の招待講演「アブダクション:設計、診断から発見に」を始め、今年も知識創造理論、発想支援システム、知識創造支援システムあるいはメディア創造支援システムに関する興味深い研究発表が続きますので、ふるって御参画ください。 |
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会場: | 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科中講義室 | ||
主催: | 日本創造学会、北陸先端科学技術大学院大学知識科学教育研究センター | ||
共催: | アウェアホームのためのアウェア技術の開発研究 | ||
参加費: | 無料 | ||
連絡先: | 「松崎」での懇親会・宿泊希望者は北陸先端大の國藤(kuni@jaist.ac.jp)宛に、メイルでお申し込みください。ただし宿泊は先着30名のみとさせていただきます。 | ||
スケジュール
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2005年2月25日(金) | |||
講演タイトル
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著者
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9:20−9:30 | 開催挨拶 | 國藤 進(日本創造学会副理事長) | |
9:30−10:10 | アウェア技術を用いたアウェアホーム開発構想 | 國藤 進、金井秀明、山下邦弘、宮田一乘、西本一志、藤波努、杉山公造、三浦元喜、臼杵正郎、中田豊久、平田敏之、小柴等、高塚亮三(北陸先端大)、加藤直孝、上田芳弘、林克明(石川県工業試験場)、中川健一(富士通北陸システムズ) | |
10:10−11:10 | [招待講演1]KJ法の理解と支援環境 | 大岩 元(慶應大学) | |
KJ法は作業手順が明解に記述されているので、我々が1987年にKJエディタを開発した時には、それが仕様として大変に役立った。しかし、その後、KJエディタ自体はKJ法に利用されるより、単なるカード操作ツールとして利用されることがほとんどである。一方、KJ法が単なる作業手順としてだけ理解され、それに従った作業結果がKJ法の成果であるという誤った理解が広まっている。KJ法の本質についての私見を述べる。 | |||
11:10−11:50 | ソフトウェア要求を発見するための図解化分析法 ―ワークフローシナリオに基づくユースケース分析― |
中鉢欣秀、大岩 元(慶應大学) | |
11:50−13:00 |
昼食
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13:00−14:00 | [基調講演]知識創造支援理論として『参画理論』 −『ラベルワーク』の可能性− |
林 義樹(横浜国立大学) | |
参画理論とは、参加に関する個人および集団の@段階、A類型、B技術、C技法、D研修に関する理論体系で、その中核は、参加を参集・参与・参画の3段階・3類型として理解し、参加のための場づくりに形式と内容の両面から接近し、独創的創造の十分条件である参画状態を意図的に創出できる点である。この理論と表裏一体のラベルワークは、この理論を実現する実技の体系で、KJ法、NM法、BD法等のラベルを用いる諸技法の統一的理解と、新技法開発を支援する。その原理は、知識を外在化し、外の知識自体が、あたかも生命体のように自ら運動・発展・増殖する方向に操作することで内在する知識を更新する点である。 | |||
14:00−14:40 | KJ法学習のつまづき | 三村 修、宮田一乘(北陸先端大) | |
14:40−14:50 |
休憩
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14:50−15:50 | [招待講演2]ペン,スケッチ,フリーハンド図 −創造支援への手書きの応用− |
三末和男(筑波大学) | |
入力デバイスとしてのペン、入力方法としてのスケッチ、表現形式としてのフリーハンド図など、いわゆる「手書き」(あるいは「手描き」)には様々な形態があり、創造支援に対してそれぞれメリットを備えている。そのような「手書き」に着目し、手書きを採用しているシステムやツールを紹介するとともに、手書きが活かされる創造作業のドメインを観察する。さらに、論理構造を対象とするドメインへの利用を検討し、今後の一つの方向を提案する。 | |||
15:50−16:30 | 自由筆記手書きメモの検索 | 織田英人、小沼元輝、来代誠仁、中川正樹(東京農工大) | |
16:30−17:10 | デジタルペンを利用したインタラクティブ授業支援システム 〜一般教室における協調的学習環境の構築を目指して〜 |
三浦元喜、國藤 進(北陸先端大) | |
17:10−18:00 | ネットワーク六の膳:遠隔食卓コミュニケーション支援システム | 臼杵正郎、西本一志、杉山公造(北陸先端大) | |
18:00− | 「松崎」に移動し、宿泊・懇親会 | ||
2005年2月26日(土) | |||
講演タイトル
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著者
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9:20−10:00 | 実空間における関連本アウェアネス支援システム | 中田豊久、金井秀明、國藤 進(北陸先端大) | |
10:00−10:40 | 個人作業状況アウェアネス提供システムの構築と評価 | 清水 健、平田敏之、山下邦弘、西本一志、國藤 進(北陸先端大) | |
10:40−11:20 | 身体動作をキーとした画像提示手法 | 河原塚有希彦、宮田一乗(北陸先端大) | |
11:20−12:00 | 物語を基礎とした痴呆性高齢者徘徊探索へのアプローチ | 高塚亮三、藤波 努(北陸先端大) | |
12:00−13:00 | 昼食 | ||
13:00−14:00 | [招待講演3]アブダクション:設計、診断から発見に | 阿部明典(ATR知能ロボティクス研究所) | |
アブダクションは、発見を示唆する推論方法である。従来、計算機で実現する場合は、仮説集合等の制約を与えることで、解の爆発を防いできた。仮説推論がその代表的なシステムで、設計、診断などに適用されてきた。本講演では、原点のアブダクションにたちかえり、その発見、発想支援の可能性に関して議論を行う。 | |||
14:00−14:40 | 創造的活動支援のための組織知モデリング | 林 雄介、池田 満(北陸先端大) | |
14:40−15:20 | 暗黙知・形式知一対の知識表現及び創造支援への応用 | 澤井 進、國藤 進(北陸先端大) | |
15:20−15:30 | 休憩 | ||
15:30−16:10 | デザイン・コンセプトとそれが表す形態の関係について ―デザイン発想支援システムのヒントとして |
野口尚孝、真田浩明(北陸先端大) | |
16:10−16:50 | 他者理解に基づく発想法の試み | 畦地真太郎(朝日大学) | |
16:50−17:00 | 閉会挨拶 | 宮田一乘(北陸先端大) |
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