数理論理学とその応用の国際研究拠点形成

数理論理学とその応用の国際研究拠点形成

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本事業について

本事業は、日本学術振興会「研究拠点形成事業 A.先端拠点形成型」の採用課題(平成27年4月~平成32年3月)として実施されております。

本研究交流課題では、広い意味での数理論理学(証明論と構成的数学・計算可能性と再帰理論・代数的論理・非古典論理・公理的集合論・モデル理論など)とその応用分野にまたがる問題解決・先端研究の創出のための国際研究交流拠点の形成と人材育成を目指します。数理論理学は数学・計算機科学を原理的に解明しその深淵に光を当てる一方、実社会における様々なシステムの正しさを理論的に保証し電子社会の急速な発展の基盤を担ってきました。

北陸先端科学技術大学院大学は構成的数学、ソフトウェア検証、知識・信念の論理等の分野の世界的拠点をなし、後述の EU プロジェクトの一翼を担う中で、構成的数学からの証明解析手法の提唱、項書換え系における新手法の導入、実数値充足問題の新アルゴリズムの開発、様相論理を用いた人工知能へのアプローチといった革新的成果を残してきました。その背景には、2012 年発足の領域横断型学内研究ユニット「数理論理学とその応用」による各分野の深い相互理解、また、計算可能性理論と証明論の融合や連続構造の計算可能性で重要拠点をなす東北大学・国立情報学研究所・京都大学との緊密な連携があります。この中で、北陸先端科学技術大学院大学は、各分野の国内外若手研究者が集い、新たな先端研究を発信する場ともなっています。

本研究交流課題ではこの基盤をさらに発展させ、EU プロジェクトと両輪をなして世界を牽引する研究の発信拠点を目指します。また、既存のプロジェクトの枠を広げ、証明からプログラムを抽出するより包括的な枠組みの構築や様々な計算概念の連続構造への拡張等を目指して行きます。さらに、集う優秀な若手研究者が多様なシニア研究者との議論を経て研究をリードしてゆくことのできる環境を整え、複数分野を股にかけ研究を国際的に牽引する次世代の拠点リーダーへの成長を促します。

EU プロジェクト

CORCON–Correctness by Construction (2014-2017)  


Seventh Framework Programme of the European Union Marie Curie Actions-People

International Research Staff Exchange Scheme (IRSES)


CID–Computing with Infinite Data (2017-2020)


Horizon 2020 of the European Union Marie Skłodowska-Curie actions

the Research and Innovation Staff Exchange (RISE)