10/16 研究科連携講座(KELK 福田克史氏 本学連携講座 准教授)

 

マテリアルサイエンス研究科連携講座「サーモエレクトロニクス」講演会を 開催します。ご興味のある方はご参加ください。

1.日 時   平成24年10月16日(金)15:00~16:20
2.場 所   マテリアルサイエンス研究科Ⅳ棟 8階 中セミナー室
3.講演題目  熱電変換技術の変遷
        〜技術と科学・ニーズとシーズ~
4.講演者   (株)KELK 基盤技術部
           部長 福田 克史 氏
           (連携講座准教授)
5.講演要旨
 1800年にボルタが電池を発明した21年後、1821年ゼーベックが異種金属の接合点に温度差を与えることで起電力が発生するいわゆるゼーベック効果を発 見した、ゼーベックはこの効果を起電力によって生じた電流の磁場変化で観察したために、彼は終生この効果は温度差による磁気の発生だとしていた。1826 年、オームは導体での電流の流れやすさを計測していたが、当時、使用していたボルタの電池では電圧が安定せず実験が難航していた。彼の同僚であるポッケン ドルフの助言により棒状ビスマスの端部に沸騰水と氷水で温度差をあたえることで安定した起電力を得ることができオームの法則を発見することができた。 19世紀はまさに発見が発見を生む時代であったが上記はまさにその一例である。本来科学技術は人の暮らしを向上させていくものであり、熱電変換技術も科学技術以外にも直接的・間接的に人の暮らしを変えてきた。また他の科学技術の進展により熱電変換技術も影響を受けてきた。本講演では19世紀から現代までの熱電変換技術のこのような事例のいくつかを紹介していきたい。

6.担当教員 (問い合わせ先)
  ナノマテリアルテクノロジーセンター 岩崎 秀夫 (内線1462)

×