1/24 研究科セミナー(京都大学:齊藤博英准教授)

KS-Ⅰ棟2階中講義室 15:30 - 16:30
「RNA-protein シンセティックバイオロジー・ナノテクノロジー」
京都大学iPS細胞研究所 初期化機構研究部門 准教授 齊藤 博英 氏

講演要旨
 近年、生体分子を活用して望みの人工遺伝子回路やナノ構造体を創出する研究 が世界的に進展している。
 我々は、新しい人工 RNA-タンパク質複合体 (RNP) の分子デザインと構築法を 開発した。具体的には、細胞内で発現する特定のタンパク質を検知し、mRNA か らの翻訳 を自在に制御できる「人工 RNA スイッチ」の開発に成功した。
 また、RNP相互作用をナノ構造体の分子材料として利用できることを示した。 具体的には、リボソーム蛋白質 L7Aeとキンクターン RNAの結合を利用して、機 能性ナノ正三角形を構築することができた。
 本講演では、「機能性RNAを創る」研究に焦点を当て、 シンセティックバイオ ロジー、ナノテクノロジー両分野の最近の研究動向と人工RNPを活用した細胞運 命制御の研究について紹介したい。

講演者略歴
1997年3月    東京大学工学部化学生命工学科卒業
1999年3月    東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻修士課程修了
1999年4月    日本学術振興会特別研究員(DC1)
1999年8月    ニューヨーク州立大学バッファロー校化学科へ海外留学
2002年3月    東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 
        博士課程終了、博士 (工学)
2002年4月    日本学術振興会特別研究員(SPD)((財)癌研究会癌研究所)
-2005年3月   
2005年4月    科学技術振興機構 CREST 研究員((財)癌研究会癌研究所)
-2005年10月   
2005年10月    京都大学大学院生命科学研究科助手(2007年4月より助教)
-2010年3月   
2007年4月    科学技術振興機構(JST)ICORP RNAシンセティック
-現在        バイオロジープロジェクトグループリーダー
2010年4月    京都大学次世代研究者育成センター
-現在      (白眉プロジェクト)特定准教授
2011年7月    京都大学iPS細胞研究所(CiRA) 
-現在      特任准教授(2012年7月より特定准教授)

担当教員 マテリアルサイエンス研究科 教授 藤本 健造(内線:1671)

ポスター(第8回研究科セミナー).pdf

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