9/26 研究科セミナー (富山大学: 樋口 弘行 氏)


マテリアルサイエンス研究科4棟8階 中セミナー室 15:10 - 16:40

「弱い外部刺激により可逆的変換可能な分子システム構築のための方法論」

富山大学大学院理工学研究部(理学)・教授 樋口 弘行 氏

講演要旨
集積して来た構造物性相関に基づいて、特定の電子的性質を合目的に賦与した機能性システムを構築することを目指し、種々の拡張共役系分子の設計、合成、及びそれらの機能発現のための方法論の開発を行っている。特に最近、1)オリゴチエノキノノイドの構造特性を活用し、非接触技法で印字可能なフィルム色素の探索、2)天然色素であるポルフィリン環の電子物性を、拡張共役系の末端成分に刺激を加えて可逆的に変換する手法、3)フェロセン上下のシクロペンタジエニル(Cp)環の軸回転運動をプロトンや金属イオンにより制御しセンサー機能を賦与する方法論、などに関する課題を展開している。講演で、最近の5〜6年間の成果をホットデータとともに紹介する。

講演者略歴
1977年3月 大阪教育大学教育学部特設教科課程(理科)卒業
1977年4月 大阪大学産業科学研究所研究生(三角荘一研究室)
1980年3月 大阪大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
1983年3月 大阪大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了
1983年4月 大阪大学産業科学研究所助手(三角荘一研究室)
1985年9月-1987年8月 在外研究(アメリカ合衆国シカゴ大学博士研究員 Philip Eaton 研究室)
1987年9月 大阪大学産業科学研究所助手(植田育男研究室)
1990年5月 富山大学理学部助教授(尾島十郎研究室)
2002年7月 富山大学理学部教授
2006年4月 富山大学大学院理工学研究部(理学)教授 

担当教員  マテリアルサイエンス研究科 教授 三宅 幹夫(内線:1540)

ポスター第7回.pdf

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