2/25 研究科セミナー (東京工業大学: 小長谷 明彦 氏)

 

マテリアルサイエンス研究科4棟8階 中セミナー室 15:00-17:00

「研究領域の壁を越えて:産官学そして分子ロボティクス」

東京工業大学大学院 総合理工学研究科 教授 小長谷 明彦 氏

講演要旨
 研究そのものに垣根はない。「研究領域」と称するものは言わば魚釣りの陣取り合戦のようなものである。有望な魚場があればより多くの人が集まり、「研究領域」と称するようになる。産官学の違いは、川の上流、中流、下流で釣るかの違いと思えばわかりやすい。小さな川が集まり、大きな河となれば大物が期待できる。ただ、そのための仕掛けも大きくなる。どこで何を釣るかは釣り人の好奇心と冒険心による。既に知られた魚場に行けば、似たような魚は釣れるだろう。誰も知らない幻の魚を釣るには、今まで誰も入り込んだことがない川を上らなくてはならない。困難を乗り越えるためには様々な特技を持つパートナーと組むほうが心強い。「感覚と知能を備えた分子ロボティクス」という魚を本当に見つけることができるかどうか。異分野間で協力できるかどうかが鍵である。

講演者略歴
1980年 3月 東京工業大学 理工学研究科情報科学専攻 修士課程 修了
1980年 4月 日本電気株式会社 入社
1995年 2月 学位取得 東京工業大学 博士(工学)
1996年10月 東京工業大学 知能システム科学 連携講座 客員助教授 (併任)
1997年10月 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 教授
2000年 4月 理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター
                   チームリーダー(併任)
2003年 4月 理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター
            ゲノム情報科学研究グループ プロジェクトディレクター
2005年 4月 独立行政法人理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター
            ゲノム情報先端技術研究グループ プロジェクトディレクター
2008年 4月 東京工業大学 計算工学専攻 客員教授
2009年 4月 東京医科歯科大学 情報医科学センター 特任教授
2009年10月 現職

担当教員 マテリアルサイエンス研究科 教授 藤本 健造(内線:1671)

セミナー第13回.pdf

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