11/13 研究科セミナー (大阪大学: 吉田 秀人 氏)

 

マテリアルサイエンス研究科4棟8階 中セミナー室 15:00-17:00

「触媒反応とナノ材料の生成過程の原子分解能その場観察」

大阪大学産業科学研究所・准教授 吉田 秀人 氏

講演要旨
 近年、様々なナノ材料が創成され、デバイスなどへ利用されている。ナノ材料の特性はその構造に強く依存するため、実使用環境におけるナノ材料の構造を明らかにすることは応用上重要である。また、ナノ材料の構造を制御するには、その合成過程を直接観察することで成長機構を明らかにする必要がある。環境制御型透過電子顕微鏡(ETEM)は、気体を導入可能な特殊な試料室(環境セル)を有しており、実使用環境におけるナノ材料の構造や、化学反応によるナノ材料の合成過程を原子スケールで観察することを可能にする。本講演では、カーボンナノチューブの化学気相成長過程、CO酸化反応環境下における白金や金のナノ粒子触媒の形状や構造、白金ナノ粒子の酸化還元反応、などをETEMを用いて原子スケールで観察・評価した結果を示し、そこから得られた知見を議論する。

講演者略歴
平成16年3月  大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士前期課程修了
平成19年3月 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士後期課程修了
平成19年4月 大阪大学大学院理学研究科 特任研究員
平成22年4月 大阪大学産業科学研究所 特任研究員
平成22年5月 大阪大学産業科学研究所 助教
平成25年7月 大阪大学産業科学研究所 准教授

担当教員 マテリアルサイエンス研究科 准教授 大島 義文(内線:1500)


2015セミナー第16回.pdf

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