学系長あいさつ

Photo: 塚原 俊文
マテリアルサイエンス系長
塚原 俊文
 教授

学位/立命館大学理学士,埼玉大学理学修士, 徳島大学保健学博士。
職歴/北陸先端科学技術大学院大学ナノマテリアルテクノロジーセンター教授。
専門/生化学、分子生物学、遺伝子工学

マテリアルサイエンス系は自然科学を基盤とする学系で、物質・材料を研究対象として、人類・社会の課題解決や未踏分野の開拓をめざします

現在の社会は、産業構造の変化に伴う経済成長の停滞、エネルギー問題、さらには高齢化の進行による医療の問題など、多くの課題を抱えています。これらの解決に向けて、革新的マテリアルの創製が期待されています。人類の歴史を振り返れば、当時の革新的マテリアルであった鉄鋼や半導体は多くの産業を活気づけ、社会の広汎な分野に影響を与えました。—人類の未来に向けて、科学技術イノベーションに繋がる新たな革新的マテリアルを創り出す— それが私たちのミッションです。

そのミッションの下、当学系では世界トップレベルの教授陣が新しい科学技術の開拓をめざし活動し、その活動を通して次世代の高度な科学技術者を育成しています。研究環境も組織的に整備し、クラス10のスーパークリーンルーム、800MHz 超伝導NMR、収差補正超高分解能分析TEMなどの先端研究施設・設備を運用しています。

本学は、先端科学技術を背景として、若き科学技術者を育成するために創設されました。当学系でも、先端科学技術の確かな専門性とともに、幅広い視野や高い自主性、コミュニケーション能力を持つ「社会や産業界のリーダー」を育成するため、マテリアルサイエンスの基礎から最先端までの、再教育や新分野への変更にも対応した階層的で体系的なきめ細かいカリキュラムを実施しています。また、学生一人に複数の教員が対応する複数指導教員制を導入し、自然科学で培われた多角的で確固たる視点で学生の育成に注力しています。これらの教育システムが、様々な背景をもつ学生の受け入れ、各人の実力が充分に養われる環境の提供を可能にしています。また、国際色豊かな本学の特色を活かし、グローバル化やキャリア教育に対応して、コミュニケーション能力・表現力の涵養も行っています。さらに、本学は独自の奨学金制度を有し、海外留学や国内外企業でのインターンシップを経済的に支援する制度も充実しています。

—JAISTマテリアルサイエンス系が皆さんの勉学と研究の場となることで、皆さんが新たに成長・飛躍すること、ご自身の持つ大きな可能性を社会に提示し、得られた成果を社会へ還元できる科学技術者になること— それこそが我々がめざす大きな到達点です。

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