北陸先端科学技術大学院大学 [JAIST] - 研究者総覧
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研究者紹介

研究室
情報研究棟IS Building III 6F
TEL:0761-51-1205
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Japanese

リポジトリ公開資料

 

 

浅野 哲夫 (アサノ テツオ) 学長

■学位

大阪大学工学士 (1972),大阪大学工学修士 (1974),大阪大学工学博士 (1977)

■職歴

大阪電気通信大学工学部講師 (1977),同助教授 (1979) ,同教授 (1988),北陸先端科学技術大学院大学学長補佐(併任)(1999-2000), 北陸先端科学技術大学院大学評議員(2002-2004),学長補佐(2008-2010), 大学院教育イニシアティブセンター長(2010-),研究科長(情報科学研究科)(2012-)

■専門分野

アルゴリズム,特に省メモリ・アルゴリズム,計算幾何学の理論と応用,組み合わせ最適化

■研究テーマのキーワード

アルゴリズム,計算幾何学,組み合わせ最適化

■研究課題

計算幾何学:理論研究
計算幾何学とは,幾何的情報を入力とする計算問題に対する効率的な算法の開発と幾何的計算問題の本質的な計算困難性の解析を目的とする学問分野である。本研究では,計算誤差や入力の縮退のような実用上の諸問題を解決する数学的枠組みを与える。また,双対変換を始めとする幾何的変換による効率化についても考察する。
計算幾何学:応用研究
計算幾何学は一見幾何と無関係に思われる分野にも積極的に応用されているが,本研究では画像処理分野に従来の手法と全く異なる切り口で接近する。与えられた画像を対象物と背景に2分割する問題や,濃淡画像を白黒2値画像で近似する問題(ディジタルハーフトーニング)などを数学的最適化問題として定義し,その計算複雑度を論じるとともに,ある制約の下では効率よく実行できる算法の開発およびその計算機実験を行っている。
省メモリ・アルゴリズムに関する研究
メモリが安価になったために大規模な問題を解決したいという要求も高まってきているが,問題規模がメモリ容量よりはるかに速く増大するために作業領域の不足が生じている.そこで作業領域が少なくても動作するアルゴリズムの開発が不可欠であるが,理論的な研究を除いて方法論が確立していないのが現状である.本研究室では,様々な基本的な問題に対して小さな作業領域でも効率よく動作する アルゴリズムの開発を行っている.現在までに開発したアルゴリズムは,計算幾何学の基本的な問題(ボロノイ図作成,デローネイ三角形分割構成,ユークリッド最小木構成,多角形内部の最短経路発見)の他,2値画像に関する基本的な諸問題(連結成分の個数のカウント,最大成分で決まる画像の出力,連結成分に応じたラベリング)などについても小さな作業領域で効率よく問題を解くアルゴリズムの開発に成功している.

■研究業績

◇著書

  • アルゴリズムサイエンス:計算幾何:理論の基礎から実装まで,浅野哲夫,共立出版,2007,234ページ
  • アルゴリズムサイエンス:入口からの超入門,浅野哲夫,共立出版,2006,229ページ
  • Site Consistency in Phylogenetic Networks with Recombination, in Algorithmics in Bioniformatics,Tetsuo Asano, Patricia Evans, Ryuhei Uehara, and Gabriel Valiente,College Publications,2006,15-26

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◇発表論文

  • Generalizing Hierarchical Structure of Indicesfor Japanese Legal Documents,Tho Thi Ngoc Le∗, Minh Le Nguyen, Akira Shimazu,19th International Conference on Knowledge Based and Intelligent Information and Engineering Systems,2015
  • Depth-First Search Using O(n) Bits,Tetsuo Asano, Taisuke Izumi, Masashi Kiyomi, Matsuo Konagaya, Yota Otachi, Hirotaka Ono, Pascal Schweitzer, Jun Tarui and Ryuhei Uehara,The 25th International Symposium on Algorithms and Computation (ISAAC 2014), Lecture Notes in Computer Science, 2014/12/15-2014/12/17, Jeonju, Korea,Vol. 8889,pp. 553-564,2014/12/15
  • Faster computation of the Robinson-Foulds distance between phylogenetic networks,Tetsuo Asano, Jesper Jansson, Kunihiko Sadakane, Ryuhei Uehara, Gabriel Valiente,Information Science, Vol 197, 2012,pp. 77-90

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◇講演発表

  • 励起状態を考慮した第一原理計算によるダイヤモンド B-V-1 センターの電子状態解析,井上 顧基, 国崎 愛子, 小寺 哲夫, マノハラン・ムルガナタン, 水田 博,第78回応用物理学会秋季学術講演会,福岡国際会議場,2017年9月5日-8日
  • NP-completeness of generalized Kaboozle,Tetsuo Asano, Erik D. Demaine, Martin L. Demaine, and Ryuhei Uehara,IPSJ SIG Technical Report, 2010-AL-130-3, pp. 15-20, 2009/5/19.
  • Heuristics for Generating a Simple Polygonalization,Sachio Teramoto, Mitsuo Motoki, Ryuhei Uehara, Tetsuo Asano,IPSJ SIG Technical Report, 2006-AL-106-6, pp.41-48,Gunma, Japan.,2006/5/18

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■担当講義

計算幾何学特論,アルゴリズムと計算幾何学,アルゴリズムとデータ構造

■学外活動

◇国際会議主催状況

  • Japan Conference on Computational Geometry and Graphs,北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科・教授・浅野哲夫,Nov. 11-13, 2009,金沢文化ホール
  • International Workshop on Discrete and Computational Geometry,School of Information Science,ProfessorTetsuo Asano,June 21-26 (Sunday---Friday), 2009,JAIST and Hakusan Seminar House
  • International Seminar on Discrete and Computational Geometry,School of Information Science,Professor,Tetsuo Asano,September 9---13 (Sunday---Thursday), 2007,JAIST

◇その他の国際・国内貢献等

  • International Conference on Computational Science and Applications,招待基調講演,2005/05/09 - 2005/05/12
  • Guest Editor of Theory of Computing Systems for a special issue on ISAAC'96 (1997)
  • ACM Symposium on Computational Geometry,Program committee member (1997)

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■賞等

  • 電子情報通信学会フェロー,電子情報通信学会
  • 情報処理学会フェロー,情報処理学会
  • 優秀サーベイ論文賞,電子情報通信学会情報・システムソサイエティ

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■共同研究等希望テーマ

  • 計算幾何学の画像処理・コンピュータグラフィックスへの応用