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先端融合領域研究院は、既存の学問体系にとらわれない斬新で融合的な研究領域の創出と、世界の最先端をいく研究遂行のための研究拠点の確立を目的として、平成19年4月に設置されました。研究院は、学内の知識科学、情報科学、マテリアルサイエンスの3研究科や、国内の諸研究機関と連携しつつ、計算科学分野と数理論理学分野を中心に国際的な研究を進めています。 

研究院の構成

研究院は片山学長が院長を務め、本学の二人の特別招聘教授を中心とする気鋭の教員とともに、客員教員として迎えた国内外の著名な研究者からなります。先端的な学際研究の拠点として高度なレベルの国際的研究を展開するとともに、新たな融合的研究領域の創設のための試みをさまざまな形で推進しています。

研究院のミッション

世界最先端の研究推進のための拠点

第一のミッションは、本学における先端的な研究推進のコアとしての役割を果たすことです。具体的には、国内外の優れた研究組織との連携を樹立し共同研究を遂行すること、学際的で国際的な研究集会を立案し実施すること、さらに次の世代の研究を担う若い研究者の育成することがあげられます。この方向に向かって、研究交流の促進のための先端的なワークショップやフォーラム、卓越した研究者を迎えておこなうセミナーやレクチャー、海外の研究者との協力によるスクールなどを積極的に開催しています。

融合的研究領域の創出

もう一つの重要なミッションは、従来の専門分野の壁を超えた新しい研究領域の創出を支援し推進することです。そのためには学内外の研究者間の研究交流や異分野間の連携の促進、先端的な融合領域の開拓と支援が必要になります。研究院は、国内外の先端的な研究者による「多次元セミナー」を開催するとともに、学内の教職員および学生の研究・教育の相互理解を深めるための「学内連携セミナー」を企画支援しています。

計算科学と数理論理学の研究拠点

研究院は現在、計算科学と数理論理学の二つの分野に重点をおいて研究を進めています。

  • 計算科学: 次世代スパコンプロジェクトが象徴するように、計算科学の重要性は今後ますます増大しつつあります。計算科学は研究院の主要な研究分野であり、その専門家が一つのまとまりを構成していることは研究院の計算科学研究グループの特色です。この利点を活かし、学外の世界とのネットワークを通して計算科学の拠点を形成しています。
  • 数理論理学: 数理論理学の研究グループは、海外の研究者との協力関係を強化や国際的なワークショップの開催などにより本学でこれまで進めてきた数理論理学の活動を促進し、この分野の拠点の確立を図っています。またベトナム、インド、中国において数理論理学のスクールを開催し、アジアの研究者との協力関係を図っています。