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セキュリティ・ネットワーク領域の青木教授が、自動車制御システムの安全要件を自動検証する手法の実現に寄与

 セキュリティ・ネットワーク領域青木利晃教授が、株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭)と共同研究を行い、形式手法・形式検証に基づいて、車載システムの安全要件を曖昧さなく表現し、漏れが無いことを自動検証する手法の実現に寄与しました。この共同研究では、自動車の安全要件を曖昧なく形式的に記述する言語、その言語により記述された安全要件に漏れが無いことを自動的に検証する手法とツール、および、安全要件をパターン化して再利用する手法の提案を行いました。株式会社日立製作所および日立オートモティブシステムズ株式会社(社長執行役員&CEO:関 秀明)は、共同研究成果に基づいて製品開発を行うための技術開発を行い、提案手法が実践可能でかつ高い効果があることを確認しています。以上の成果により、安全性が高い自動車開発に貢献することが期待されます。


■研究概要
 青木研究室では、形式手法・形式検証をソフトウェア開発に適用し、安全性、信頼性を向上させる研究を行っています。形式手法・形式検証では、数学を基礎とした言語やツールを用いて、対象となるソフトウェアを記述し、検証を行います。一方、実開発に適用するためには、理論と実践のギャップから来る様々な問題があります。そこで、本研究室では、形式手法・形式検証を実ソフトウェア開発で実践する手法について研究を行い、誤りの無いソフトウェア、高い安全性、信頼性を持つソフトウェアの実現を目指しています。

■今後の展開
 実際のソフトウェア開発と形式手法・形式検証のギャップは大きいと言われていますが、実践可能で、かつ、大きな効果があることを示すことができました。我々が日常生活をしている今日の社会には、様々な所にソフトウェアが使われており、安全性、信頼性が大きな問題となりつつあります。今後も、形式手法・形式検証の適用範囲を広げ、安全、安心な社会の実現を目指して研究を行っていきます。


株式会社日立製作所ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2016/09/0926b.html

平成28年10月20日

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