５月１日はメーデーということで祝日、ゆえに大学も施錠されてしまう（ことを確認した）。郷に入っては郷に従えということで、自分も休みとする。日本は今頃ゴールデンウィークかなぁ、と思ったりするあたり、まだ日本との絆は固い。５月３日金曜日は憲法記念日なので休みます、とは言えないのだから、現地のリズムで生活すべきだろう。

とりあえずはMdinaに行ってみる。バスは満席だったが、乗車拒否という大技を使って運転手が先を急いでくれたお蔭で公式所要時間1時間のところを４５分くらいで到着した。もっともその間、ずっと立って吊革につかまっていたわけであるが。到着後、気を取り直して散策。カテドラルでは結婚式が行われていた。新郎はカメラマンの注文に応えて様々なポーズを取っていた。

一通り回ってからRabatへ移動。何かパレードがあったようでブラスバンドが路上で演奏していた。

人をかき分けて先を急ぐ。フェスティブムードであることはよいことだ。

成り行きでカタコンベをみることに。地下世界の広がりに驚嘆。中に収まっていたであろう数々の骸はどうなったのか、、たぶん誰かが掘り出して捨ててしまったのだろう。昔の人も生きていくのに大変だった。穀物の貯蔵庫に使ったり、第二次世界大戦中は防空壕となったり。そういう意味では今も人々の生活のなかに生きる（？）建造物である。

今日の一品はカネロニ。皮が揚げてあるところがユニークだ。香ばしく、ぱりっとして、これはこれでおいしい気がする。バニラだけでなくチョコレートクリームもあった。結局バニラにしたけど。

柱廊を見たかったのだが中に入れず。。残念。次回の訪問に期待しよう。

その後、ブリティッシュな感じのイタリアンレストランにて軽く昼食をとって帰路。海辺に人々が繰り出しているのがバスから見えたので帰宅後、海辺に出てみた（アパートから徒歩1分くらいの近さなので）。こんなところで泳げるかなぁと思っていたが意外にいけるかもしれない、という気がしてきた。

なかなか流れが速そうなのでそこをどう考えるかだが。。。とりあえず地元民が水に入るまでは様子見。

海沿いの公園には猫がたくさんいる。犬と違って猫は海を眺めたりしない。猫に哲学はない。たぶん。猫にはカツオブシ。