休日なので海を渡ることにしました。
ゴゾ島に向かいます。しかしここに来るまでが大変だった。アパート近くから乗ったバスが途中で石の塀に激突し、損壊。後ろから来た別のバスに乗り換えさせられました。パシンとかいって、ドアのガラスが割れたときは一瞬緊張が走りました。波止場に着いたらまたすごい行列で1時間くらい待たされた。そんな苦難の旅でありました。
中心となる町、Victoria へ直行。高台に上って近辺の景色をみる。近辺どころか島の縁が見えます。とっても小さい島なので。
城塞都市が売りなのですが、入ってすぐの大聖堂は天上のドームに特徴が。これは絵で描いてある。
作っているうちにお金が無くなっちゃって、仕方がないからドームは諦めて絵を描いたという、、、南の人たちらしい現実的、前向き、楽観的な発想。最初は実際、気づかなかった。絵だとは。
外に出て遠くから境界を見てみると、たしかにあるべきところが平らです。正面を下から見上げている限りは気づかない。(右手の方が正面。それを裏からみている形。)
まあ頑張って作ったよな。と思います。16世紀に海賊に襲われて島民全員が連れ去られて奴隷になったという悲惨な歴史があるらしく、その恐怖がこういう城塞都市の建築に向かわせたのでしょう。しかし、それも今は中が廃墟みたいになっている。
教会の博物館に入ったら、マルタを寓意的に表現したという木像が飾られていた。服の模様は魚のウロコなんじゃないか、とは同居人の考察。帽子の飾りに羽が生えている。右手に持っているのは剣、左手は弓を握っているようにみえる。勇敢に戦ってきたといいたいのかな。それは事実だ。
あとはRabat(旧市街)を散策した。なんというか、手招きされている気になりますよね、歩いていると。道が曲がっていて奥の方が見えないから、何があるんだろう??と思って行きたくなる。
帰りもちょっと悲惨(?)だった。船に乗って本島に戻ったのはいいけど、大勢の乗客に対してバスの収容力が足りなかった。乗れなかった人たちはいつ来るのかわからない次の便に回された(一応30分に一本、運行されているのだけど。)乗った我々の方も1時間弱立ちっぱなし。今の時期でこの混雑だから観光シーズンがピークとなる6月から7月にかけては、少し策を練らないと無理。ツアーを利用する、というのが解決策だな。(何ら知恵を絞っていないけど。)
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