Daily Archives: 2013年7月2日

Privacy enabled Surveillance?

というような会議に出席(発表)するためにLjubliyanaまでやってきました。
Privacy enabled Surveillance?(OPENSUR-2013)

滞在中のマルタ大学のメンバーが多数関わっていて、自分の仕事も関係するので誘われた&興味があったので参加したという経緯です。普段の学会と違っていたのは警察で仕事している人とか、弁護士などが参加者の半数を占めていたこと。視点も考え方も違って、興味深かった。弁護士の人たちは「表現の自由」をどう確保するかに関心が集まっているし、警察関係の人たちは治安維持みたいなことを真剣に考えている。その辺のバランスをどう取ったらよいのかを議論しました。

歴史の影響は強くあるなぁと感じた。旧共産圏からの参加者も多いが、やはり秘密警察に弾圧された記憶が強く残っていて、権力を集中させることに対する警戒心が非常に強い。一方でフランス革命以来戦って勝ち取ってきた「言論の自由」を守る姿勢も強い。ヨーロッパの人たちが倫理の問題とか考えざるを得ないのは、そうさせる歴史があるからなのだろう。

形が変わっていたので訪れてみたらセルビア正教会だった。礼拝が終わった後参列者の一人に話しかけられてボスニア内戦でセルビア人が理不尽に痛めつけられたと説明を受けた。

形が変わっていたので訪れてみたらセルビア正教会だった。礼拝が終わった後参列者の一人に話しかけられてボスニア内戦でセルビア人が理不尽に痛めつけられたと説明を受けた。

オーストリア・ハンガリー帝国の一部であったこともあってウィーン風(?)の建物が多い

オーストリア・ハンガリー帝国の一部であったこともあってウィーン風(?)の建物が多い

町の中心にかかる三本の橋。もともと真ん中の一本だけだったのが人通りが多いからというので両側に一本ずつ足したらしい。最初の橋を広げなかったというのが妙ではある。

町の中心にかかる三本の橋。もともと真ん中の一本だけだったのが人通りが多いからというので両側に一本ずつ足したらしい。最初の橋を広げなかったというのが妙ではある。

運河かと思ったが川だと言われた。水が流れると趣が増します。

運河かと思ったが川だと言われた。水が流れると趣が増します。

靴作りの職人が多く住んでいたあたりだから、という理由でこういう展示になったらしいです

靴作りの職人が多く住んでいたあたりだから、という理由でこういう展示になったらしいです

皆で山の上のお城に上ってそこにあるレストランでお食事しました

皆で山の上のお城に上ってそこにあるレストランでお食事しました