Monthly Archives: 4月 2016 - Page 3

ストローの塔

4月6日、新入生オリエンテーションの一環としてストローを使った塔作りのワークショップを開催した。指導は敷田先生。100人のワークショップを3回実施するという壮大な(?)計画だったが、全ての参加者が熱心に取り組み、熱の入った接戦となった。ほかの研究科(研究系)は設備見学とか研究室訪問を中心にツアーを組んだようだけど、ワークショップを組み込むことで多様性が生まれた。我々のメッセージが伝わった気がした。

設計図を書き、モジュールを作成し、というところが初期段階

設計図を書き、モジュールを作成し、というところが初期段階

徐々に組み上がっていく

徐々に組み上がっていく

メンバーの息も合っていきます

メンバーの息も合っていきます

最後の品評会も楽しかった

最後の品評会も楽しかった

週末の一杯

久しぶりにワインを飲んだ。(「蔵」というもの。)ついでに最近飲んだワインのボトルも記録した。

左から Julien Sunier,
Jean Christophe Garnier Gamay Aunis, Thierry Puzelat.

最近飲んだワインの瓶

最近飲んだワイン「の瓶」

ウロボロスが使われていますが、「陰と陽」または「宇宙と地球」を意図したものだそうです

ウロボロスが使われていますが、「陰と陽」または「宇宙と地球」を意図したものだそうです


http://item.rakuten.co.jp/morisawa/c/0000001448/ からの引用

Puzelatの印(お洒落です)

Puzelatの印(お洒落です)

漢字の「蔵」を使いつつ、微妙に意匠がこらされていて品がよい

漢字の「蔵」を使いつつ、微妙に意匠がこらされていて品がよい

自転車散歩

天気がよいので自転車で近所をまわった。お花見できてよかった。

石川県教育委員会の近く

石川県教育委員会の近く

下から見上げるとこんな感じ。さすがに坂がきつくて最後は自転車から降りて押していった。以前は上まで漕いで行かれた気がするのだが。。。

下から見上げるとこんな感じ。さすがに坂がきつくて最後は自転車から降りて押していった。以前は上まで漕いで行かれた気がするのだが。。。

金沢城公園入り口。一週間前には花の気配はまったくなかったのに、、ほぼ満開。

金沢城公園入り口。一週間前には花の気配はまったくなかったのに、、ほぼ満開。

浅野川沿いも風情があってよい

浅野川沿いも風情があってよい

犀川沿いもにぎわっていた

犀川沿いもにぎわっていた

自転車操業で花見通勤

急に春がやってきて温かくなり、一気に桜が開花した。4月1日から新学期ということもあり、久々に自転車で通勤した。気持ちよく走れるのは一年のうち今くらいのものだ。意外に体力が温存されていて所要時間は以前と変わらなかった。しかし最後のJAISTに至る上り坂がきつい。

川北大橋の途中で止まると白山を背にしたJAISTが眺められる

川北大橋の途中で止まると白山を背にしたJAISTが眺められる

旧鉄道が桜並木の小道になっておりそこを自転車で走るのが楽しい

旧鉄道が桜並木の小道になっておりそこを自転車で走るのが楽しい

ストローで作る塔

今日のメインイベントはストローで塔を作ることだった。4月6日に新入生を対象としたオリエンテーションの一環で、ストロー50本を使って塔を作るというグループワークをするので、その手順を確認するとともに自分たちでも作ってみた。ストローで塔を作るのは始めてだったが、(テープなしで)ストローだけで作るのは難しいことがわかった。早々に高いやぐらを直感的に組み上げる人を横目にみつつ、自分は四面体がどうやったらできるのかを探究する、という個々人の特性が良く出る展開となった(笑)。モジュール化すれば手分けで出来るからいいですね、と指導してくれる先生に褒められつつ(?)結局完成には至らなかった。ジョイント部分が難しい。

夕方、ひさしぶりにMさんが自宅に来てくれて、2台ピアノで合奏した。曲は Sergei Rachmaninoff, Suite No. 2 for Two Pianos Op. 17。MさんはK大学教育学部卒だが、卒業公演でこの曲を弾いたというので取り組んでいる。合わせるのはこれで3回目だろう。初回は自分の希望でモーツァルトのピアノ協奏曲をやり、ついで彼女の提案でブラームスをやり、という具合で紆余曲折したが、Mさんが弾き慣れているということもあってこれに落ち着いた。あとは宅のピアノがラフマニノフに向いていると思うというので、それもよいかと(自分が)思った。

第1ラウンドは各楽章を順番に2回ずつ弾いた。前回よりもまとまって聞こえた。第2ラウンドは各楽章を順番に(一回)弾いた。最後の楽章の出来映えに納得出来なかったので、もう一度やり直した。二人とも前回からの練習時間は0だが、不思議に上達していてうれしかった。端で聞いていた家人も「弾く度によくなる」とコメントした。第1楽章は堂々としていてブラームスみたい。第2楽章はワルツになっていて、この曲がいちばん楽しいということで二人の意見が一致した。自分としては3楽章のゆったりとした感じも捨てがたい。もっともラフマニノフ的な感じがする。最後の楽章は一番の難関ですぐに迷子になる。激しく音がピアノの間を行き交うのと、リズムが急変するのと、テンションが継ぎ次ぎに変わるのと、まぁとにかく大変だ。結局納得いく仕上がりにはならなかった。

夢中になって弾いていて気づいたら外が暗くなっていた。終わってお茶を飲みながら雑談。Mさんは学校勤務だが、今いるところはクラスの半数が片親、DVを受けている人が1割とかなり大変なところらしい。久しぶりにピアノを沢山弾いてすっきりした、と喜んでいた。まぁそういう職場だとストレスがたまるだろうし、かといってモヤモヤたまったものを言葉にしてはき出すこともできないからつらいだろう。そういうときはラフマニノフでしょうか。

夜、フォーレのBarcarolleを1番から10番まで弾いていった。後の方になるほどモヤモヤしてくる。10番はかなり鬱々とした感じ。(Gabriel Fauré – Barcarolle No. 10 in A minor, Op. 104/2) 今日はいろいろあったけど、ピアノを弾いて治まった。

そんなことをしているうちにヨーロッパの人たちとのSkype会議をすっぽかしてしまった。数日前に夏時間に切り替わったことに気づかなくて、ログインしたときにはもう会議が終わっていた(汗)。とはいえホスト役のところに、かつて自分の博論を指導してくれた Robin Cooper 先生が来ていると聞いて懐かしかった。一旦は放棄しかけたけど、このプロジェクト、何とか形にしようと気持ちを切り替えた。