Daily Archives: 2017年4月19日

ケルト文様

コードが表面に浮き出たようなパターンに挑戦したく、ケルト風の文様を編んでみた。参考にしたのは How to Knit the Celtic Cable | Saxon Braid Stitch Pattern というページ。縄編みは久しぶりだったので慣れるまでに時間がかかった。編み針は竹製の方が糸が抜けにくくてやりやすいと感じた。メタルだと縄編み部分を取り分けて編んでいるうちに本体側の針が抜け落ちてしまう。3 unit 編んだらそれらしくなってきた。1 unit あたり一晩(1休憩)かかるのでこれで三日分。

これで終わりにしてサンプルとして取っておいてもよいのだが、使わないのも勿体ない気がする。上記のページだとマグカップをくるむ(熱くないように)使い方が紹介されているのだが、そういう使い方はあまりしないだろうと思われる。代案としてこれを(長く伸ばして)ベルトとして使うことを思いついた。昨日、気晴らしのため大学の図書館を歩いていたところ、「ヴァイキングの暮らしと文化」を発見し(野中先生の寄贈だった)、中味を流し読みしたのだが、往時の服装が紹介されている章があり、ボタンが使われていなかったという記述に興味を惹かれたのである。日本の柔道着みたいなもので、布を羽織ってベルト(帯)で締めるスタイルである。ボタン自体は4000年前にエジプトで使われていたらしいから、ヴァイキングたちがボタンの存在を知らなかったわけではなく、好きではなかったらしい。日本で帯の方が好まれたのと同じような理由だろうか。

自分もボタンは好きではない。特にシャツの袖ボタンをはめるのは苦手で、(片袖に)二つボタンあっても大抵、一つしかはめない。なのでヴァイキングらのスタイルに親近感を抱いた。普通にセーターみたいなものを編んでも面白くないし、どうせなら古代ヴァイキングの人たちの服装を真似て、、、まぁ Star Wars の登場人物になってしまう恐れはありますが。。

ケルト文様をケーブル編みしてみる(つづく)

ケルト文様をケーブル編みしてみる(つづく)